自己愛性人格障害の特徴
- 人間関係に関するトラブルが多く、すべて相手が悪いと捉える
- 人の感情や感覚を認識しそこなう
- 考えの柔軟性が無い。自分が正しいと信じており、人の意見に耳をかさない。
- 他人の細かいミスや不出来をあげつらい、自分のミスや弱点を認めない。あやまらない。
- 自分の感情への配慮を強く求めるが、人の感情や都合に配慮しない
- 人が自分のアイデアや計画に従うことを当然と考えている
- 甘えることが苦手で、命令的・批判的な表現になる
- 自分の業績や努力を大きく評価し、他社から同様の評価を求めるが、他人の業績や努力に気づかない
- 権力、成功、自己の魅力について空想を巡らす
- 劣っていると感じた人々に高慢な態度をとる
- 嫉妬されていると思い込む。嫉妬することが多い
- 特異なこだわりがあることが多い
- 現実離れした理想を追うのを当然と考え、自分や周囲を追い込み、疲弊する
- 容易に傷つき、拒否されたと感じる
- 脆く崩れやすい自尊心を抱えている
- 傷つきやすいのに、冷淡な人物であるように見せる
コミュニケーションの特徴(平常時)
この人たちは精神的に支配してこようとします。
しきったり、世話をやたり、「私がいないとダメね」というような態度をよくとります。
決めつけが多く、人の世話を焼きたがりますが、大きなお世話が多かったりします。
自分の気分で物事を決めることが多いので、どうでもよいところで色々と世話をやくわりに本当に協力して欲しいときにバッサリ拒絶したりします。
コミュニケーションの特徴(話し合い)
まともな話し合いが難しい場合が多いです。ここでも、話し合いの主導権を握り、精神的に支配をしようとしてきます。
たとえば、打ち合わせでは
- 「xxさんのxxがまずかったからですよね」のような誰かの問題点から入る
- 「ぜんぜん、わかってない」のようなあいまいな批判で、話を中断させます。
- 「xx を知ってるんですか?」のような、当事者しか知らないような話を突然いいだし、知らないことを批判します。
結論は、「無理ですね」のような破壊的な結論ばかり、選ぼうとします。
どうしても建設的な結論が必要な場面では、さんざん批判し、話をひっかきまわしておいて「で、どうすんですか?!」と解を相手に求めてくるようなところがあります。
基本的に、自己愛性人格障害の傾向がつよい人が発言しだすと打ち合わせが暗くしらけた感じになります。
受ける影響
この人たちをまともに相手にすると心にダメージを受けます。
普段よりも攻撃的な気分にななったり暗い気持にさせられます。
自己愛性人格障害の人の言葉には
- 罪悪感を煽る
- 劣等感を煽る
- やりいようにやらせない
傾向がよくでてくるからです。