まず、書きたいことを、箇条書きでぐわーっとメモ帳に書く
脈絡なく、思いついたことを、思いつくままに。
で、ひととおり箇条書きしたら、全体を見て「1」「2」と順番を振っていく。
書き出しによさそうなエピソードには「1」、そのエピソードから本論に入るつなぎとして使えそうな表現は「2」、みたいな感じで。
あとから「やっぱりこれは1のあとに入れたい」というものが出てきたら、「1.5」と書く。
そしてそのメモを片手に、パソコンでカタカタと打ち込んでいく。
殴り書きを読んでみると、似たような主張が続いていたり、ちょっと脱線して浮いているエピソードがあったり、例え話が連続して読みづらかったりするポイントがある。
それを、より洗練された文章にするために、並び替えていく。
似たような主張は一番しっくりくる場所に集めて、流れ的に「ん?」となる内容は思い切って消して、例え話はいいやつだけ残して順番をいじって……と、文章を組み立てたり解体したり。
話の流れがきれいになるように並び替え、わかりやすくなるように削っていくと、6000字くらいの殴り書きがだいたい5000字くらいまで減る。
並び替え作業で文章を整理して読み直すと、その記事で自分が伝えたいこと、しっくりくるゴールが、しぜんと見えてくる。
「こういうふうにまとめたら丸く収まるな」という着地点を最後に付け足せば、「記事」ができる。