他者から叱ってもらえなくなる話、とにかく自律駆動に切り替えることだよ。他者駆動で動いていると中年になってフィードバックがもらえなくなったり、仕事の引退などで自分自身で動き方を決める必要が出てきた時に詰んでしまう。
若いうちに他者駆動の経験を増やせば増やすほど、人生後半の満足度が低くなるんじゃないか。それがミドルエイジクライシスだったり、定年後に何をして良いかわからなくなる現象につながるのでは。
それはそれで、人間は自分に甘いので、お互い信頼し合ってどうケツを叩きあうか、みたいな話は大事。
職業選択の自由や、パートナー選定の自由と同じで、昔は親や周りに決めてもらえていたものが、自分で決めないといけなくなった。代償は感じるかもしれないけど、その自由をどう享受するか、という話
外的な理不尽な状況や命令を自分の手腕でねじ伏せたりとか、周りからの信頼に応えるとか、そういうの楽しいけど、そこへの直接の依存割合が増えていって、自分自身のやりたいことから乖離してきたり、やりたいことそのものが無くなってしまうと不幸。これは最近の僕自身の課題でもある。
だから、子供や若い人の育て方も、命令して言うことを聞かせるのではなくて、とにかく「決断してもらう回数を増やして、その結果の振り返りを行う」というのが良い。