ネトゲで50人ほどの小規模コミュニティを運用してたときの話。メンバーは大体5つに分類できて。
1)挨拶や呼び掛け、提案を積極的にしてくれる人
2)上記に割と乗ってくれ、発言も多い人
3)名指しで声掛けしたりお膳立てしないと乗らない人
4)とりあえずラジオにしてる人
5)空気
3~5はどう働きかけても、なにをしても、コミュニティに対して積極性を持ってはくれなかった。
ただ、4~5は別に誘われなくても気にしてない。そもそもコミュニティに対して期待感が0だから。
3はスルーすると不満を持つけど、だからといって能動的な行動をとるわけでもなく、誘ってくれなかった1と2にヘイトを向けがち。
コミュニティのリーダーや2に「私嫌われてるのかな…」「1さん、僕のこと好きじゃないみたいなんで…」と相談しがち。
ここでまずケアするべきなのは誰か。
悩みを顕在化させている(ように見える)3ではなく、1と2。
特に1はほぼ善意のGiverなので、嫌気がさして離脱されるとコミュニティにとってあまりにも損失が大きい。
2も同様。コミュニティを活性化する存在が3の「相談」ですり減らされると、板挟みになった末に疲れて消えてしまう。
3の悩み()は聞き流してよい。どんなビッグネームだろうが、3に分類される位置にいる人間はコミュニティの恩恵を消費するだけの存在なので、消えても問題ない。
どっかで愚痴を吐き散らすだろうが、見えなければないものとして良い。
一見悩みを抱えているようにみえる3をケアしても、その労力はコミュニティの活性化と長寿命化にはなにも貢献しない。