■ 1. 外見と中身の価値について
- 外見の優位性の錯覚: 顔を褒められ言い寄られる22歳女性が「中身を見てほしい」と訴えているが、10歳以上年上の男性は22歳の外見と年齢ゆえに中身に興味があるふりをしてくれる
- 同年代イケメンの対応: イケメンの同年代彼氏はその程度の外見の22歳女性と付き合えるため、「中身を見てほしい」というウザい要求をする女性を適当に扱う
- 中身の定義: 中身とは面白い個性があってその個性が実績になっていること、アウトプットがあって誰にでも評価できること
- 実績のない人の言葉: 「中身」「内面」は実績がない人が口にしがちな言葉である
- 中身偏差値の問題: 見た目偏差値が65でも中身偏差値は40以下の可能性が高く、実績がある人は周りに面白い人が集まるが、彼氏がイケメンで中身がないということは自分も同様
- 沼にはまる危険: 実績・中身がないからこそ中身に憧れ、ついには自分の長所である外見すら疎ましい属性のように思えてしまうのは面倒な沼にはまりかけている
- 年上男性へのアプローチ: 見た目が良くて相手が10歳以上年上なら何も考える必要なく、結婚を急いでいることを匂わせなければすぐに付き合える
■ 2. 自己評価と言葉遣いの問題
- 「クソ」という言葉の使用: 自分のことを「クソでダメな人間」と表現する41歳シングルマザーに対し、最もダメな部分は「クソ」という言葉を使うところ
- 言葉の影響: 自分のことをクソという人は他人のこともクソと言うため、文章や口に絶対しない方が良い
- 実際の状況: 仕事は遅刻せず業務内の期日は守れており、子供にやりたいこともさせているため、誰にも迷惑をかけていない
- 子供への対応: 部屋が汚いのは子供が働いていないからであり、シングルマザーで自分をダメだと思うなら子供にやらせるべき
- 母親としての問題: 子供を労働者として扱っていないこと、子供にやりたいことをさせすぎていることがダメ
- 脳内母親: 完璧にできていない限りクソでダメという人はプライドだけ高く、40代でそう考える女性は脳内母親から卒業していない場合が多い
■ 3. 女性の願望とアイドル志向の理解
- 女性の普遍的願望: 女子に生まれたら大体5割ぐらいはアイドルになりたいと考える、特に10歳ぐらいまで
- 褒められ方の違い: 男の子は「強いね、偉いね」、女の子は「優しいね、可愛いね」と褒められ、その言葉に価値観が縛られる
- 進化の分岐: 根底の価値観が異なる生き物がそれぞれ同じ種族に囲まれて別の進化を遂げる
- 男性への翻訳: 女性の「アイドルになりたい」は、男性の「ヒーローになりたい」が「誰かのためになる仕事したい」「自分しかできないことがしたい」に変換されるのと同様
- 職業の有無: 男子の場合ヒーローという職業がないが、女子の場合アイドルという職業があるため、根本的な願望を職業に固定化してしまう
- 言ってはいけないこと: 「可愛くないのにアイドルになりたいなんて」と言うのは、男性が「弱いくせに誰かのためになる仕事したいなんて」と言われるのと同じで傷つく
- 魂の汚れ: そういうことを言うと魂が汚れるため、言わない、思わない、トレーニングで思わなくなる
■ 4. 部下との関係性の再定義
- 居眠りする部下: 20歳の女性部下が1日中うとうとしているが、仕事に支障が出ていないなら上司35歳男性がイライラしているのが問題
- 仕事への支障の有無: うとうとしても職場全体の問題になっていないなら、効率を求められていないか、やるべきことはちゃんとやっているかのどちらか
- 八つ当たり: 他人のことでイライラしているのは自分のイライラを女性に向けている八つ当たり
- 部下という概念の否定: この世界に部下なんていない、正確には立場が上の同僚と立場が下の同僚しかいない
- プライベートへの介入: 仕事中の顔(笑顔、辛そうな顔、居眠りしながらの顔)は表情というプライベートであり、仕事の成果とは別
- 99%自分が悪い: 人のことでイライラしている場合は99%自分が悪いため、考え方を変えるべき
■ 5. 社会人としての野球の必要性
- 上司の助言: 良好な関係を維持する話題として野球を知っておくべきと言われた24歳男性
- 根を張るという視点: 会社に根を張りたいと思っているなら、組織なので人間関係が重要であり、上司が気に入りそうな話題の1つぐらいできた方が良い
- 野球である必要はない: 根を張るのは360度どの方向でも良く、将棋、芸能界の噂、ジブリ、アニメなど、どれか1つで良い
- 10年後の視点: 10年後には自分が先輩となり、その頃の後輩(今の中学1年生)と話すため、共通の話題があれば何でも良い
- マーケティング的回答との違い: 「見る必要ない」「そんな会社やめてもいい」というマーケティング的回答ではなく、真面目に答えると長く複雑になる
■ 6. ミスへの説教と組織人としての選択
- 説教の心理: ただのミスに説教してくる上司への質問に対し、「ただのミスだから謝る必要はない」というバカには説教するしかない
- 説教の効果性: 面倒で嫌だが、ケアレスミスをなくすには誰かが説教するのが実は最も効果的(ただし正しい方法ではない)
- バカの炙り出し: ミスをしたやつに説教することで社内の謝れない奴(社内のバカ)を炙り出すことができ、人事的な考察が可能になる
- 2つの選択肢:
- (1) すぐに謝れる自分になる(組織人になる):組織にいる限り自分のせいじゃないのに謝ることは何度でもあるため、謝れる自分になる
- (2) 組織に向いていないと分かったのでやめる:組織の外では賢者かもしれないしやり手かもしれない
- なるほどと返すバカ: 怒られた時に「なるほど」と返して謝らないバイトは、自尊心の塊で謝る必要がないと思っている
■ 7. 人生相談の回答スタイル
- マーケティング的回答: 質問者が答えて欲しいこと、YouTube視聴者が聞いて気持ちが良いこと、彼らをくすぐる・喜ばせるような答えを出す
- 野球のマーケティング的回答例: 「見る必要ない」「そんなので部下を評価する会社はやめてもいい」「自分の時間を投資してももったいない」
- 説教のマーケティング的回答例: 「部下にマウントしてくるしか存在感を出せないやつ」「心を空っぽにして適当に謝ってさっさと忘れよう」
- 真面目な回答の特徴: マーケティング的でもなく本音ズバっとでもなく真面目に答えると長くなり、切り抜きに向かず視聴者の心に刺さらない
- 回答の比率: マーケティング5割、本音5割で話している
■ 8. モヤモヤの言語化
- 正しいアプローチ: モヤモヤを完璧に言語化したいというのは唯一の正しいアプローチ
- 普通の人の対処: 言語化できないので忘れるかネットやYouTubeで調べて断定的な表現に安心してすがる
- 脳の老化: 考える癖がなくなって脳の筋肉が委縮すると老化する(年齢よりもこちらが大きい)
- 紙に書く重要性: モヤモヤはノートにペンか鉛筆で字で書く必要があり、頭の中やスマホのメモでは不十分
- 腐葉土としての積み重ね: 毎日別のページに書き続けると腐葉土のように積み重なり、自分なりの思想や価値観という木が立つ土壌になる