■ 1. 神の存在と真理の一斉送信
- 基本的疑問: 本当に世の中に真理があって神様がそれを説明できるなら、真理を全人類に一斉送信するぐらいのことができるはずだ
- 神への批判: 真理を全人類に一斉送信できないという一手間を惜しむような神様や、そんな生き物の創造主の言うことは当てにできない
- 結論: そのような神を信じるべきではない
■ 2. 前世と人口の矛盾
- 人口の増加: 1000万人しか人口がいなかったのが70億人に膨らんだ
- 前世の矛盾: 前世があったら前世が足りない。残りの69億9000万の魂はどこから来たのか
- 結論: 前世なんかあるはずがない
- カルピス理論: そんなおかしなことを考えるか変な宗教にはまってしまう
■ 3. キリスト教の伝道士の矛盾
- 状況: キリスト教の伝道士が萌えキャラのTシャツを着ている
- 伝道士の発言: 「2次元は裏切らないですから」
- 岡田氏の反応: ちょっと待てよ、お前がそれ言っちゃダメじゃないか
- 次元の比較: 2次元は裏切らないと言うなら、神様は0次元でもっと裏切らないのではないか
■ 4. 質問:神や輪廻がある場合とない場合
- 質問者: はなさん、女性40代
- 質問の趣旨: 無神論者である岡田氏への疑問
- 思考実験の提示:
- もし神がいて輪廻があれば、それを信じてより良く生きた時、それは来世に引き継がれる
- それを信じずに自己中心的に生きた時はそれをした時よりは良いものにはならない
- もし神がいなくて輪廻がないとすれば、どちらでも来世はないのでどちらでも良い
- 結論: 合理的に見れば信じてより良く生きた方がより良い結果が得られるのではないか
- 質問: 理性的で合理的な岡田氏がなぜ無神論者なのか
■ 5. 岡田氏の場合分け(4種類)
- 納得できない点: 「神がいる場合いない場合」と「輪廻がある場合ない場合」の組み合わせで最低4種類に分かれるはず
- 4種類の分類:
- 神が存在して輪廻転生がある(カルト宗教によくある宗教観)
- 神が存在するけど輪廻転生は存在しない(一般的なキリスト教、大部分の宗教)
- 神は存在しないけど輪廻転生は存在する(仏教)
- 神も輪廻転生も存在しない(無神論または不可知論)
■ 6. 古典的な仏教の説明
- 神の存在: 神の存在を想定せず
- 目的: 悟りという輪廻転生からの解脱を目的としている
- 悟りの低い者: まだ輪廻転生なんかしている
- 悟りを高める: 悟りを高めていくとその輪廻転生という嫌な生きることの繰り返しから解放される
- 岡田氏の理解: これが知っている古典的な仏教
■ 7. 無神論と不可知論の違い
- 無神論: 神がいないという立場
- 不可知論: 神がいるという証拠もなければ神がいないという証拠もないので、そんなもんわからない
- 岡田氏の立場: 無神論者ではなく不可知論者
- 理由: 考えてもわからないことは考えてもしょうがない
■ 8. 世の中の宗教の特徴
- 定義: 自分が見たこともあったこともない誰かさんが100年前とか1000年前とか何千年前に言い出した証明されていないこの世界の攻略情報
- 問題点: この攻略情報をどの宗教も証明していない
- 岡田氏の呼び方: 当てにならない攻略情報
■ 9. 神を信じる条件
- 100歩譲って: 神様がいて直接伝えてきたなら信じてもいい
- 既存の宗教: 既存のすでにある宗教を信じる気には全くない
- 夢枕: 神様が夢枕に立つのは自分の妄想かもしれない
- 最低条件: 神様の方から手間をかけて自分の前に現れてちゃんと直接説明したら聞いてあげる
- それ以外: それ以外の方法ではあまり信じるつもりがない
■ 10. 全人類への一斉送信
- 岡田氏だけの問題ではない: 岡田氏だけに言う必要もない
- 神の能力: 本当に世の中に真理があって神様がそれを説明できるなら、真理を全人類に一斉送信するぐらいのことができるはずだ
- 全能性: 全脳電送とは言わないが、それぐらいできるでしょう、神様なんだから
- 疑問: 真理を全人類に一斉送信できないという一手間を惜しむような神様や、そんな生き物の創造主の言うことは当てにできない
■ 11. 信用できる神の定義
- 岡田氏の基準: 少なくとも自分が思う信用できる神はそういうもの
- 可能性: ひょっとしたら信用できない立ちの悪い創造主に作られたかもしれない
- その場合: あまり考えても仕方がない(不可知論になる)
- マルチ商法の論理: 信じてない人より信じてる人の方が幸せになれる、先に入信した人の方が幸せになれる、教祖というのはありがたい存在だというのは典型的なマルチ商法
■ 12. 無神論者ではない理由
- 重要な点: 無神論者ではないということだけは押さえておいてください
- 証明の問題: 神様がいないということも証明できない
- 基本姿勢: そんなもん知ったことか、わからないよ
- 当てにしない: もし神様がいるとしても全人類に真理を一斉送信する一手間を惜しむような生き物か、それもできない能力が低いやつだから、あまりそいつを当てにして攻略情報を組むのは損なのではないか
- 不可知論者の考え方: 基本はその当てにしない、頼りにしない
■ 13. 心の健康
- 無神論の問題: 無神論は岡田氏の肌にあまり合わない
- 理由: 基本的に幽霊とかをあまり信じていないが、夜中に窓をちょっと開けて「どうぞおいでなさい」というそんな怖いことは絶対できない
- 恐れ: どこかその怖いものや、この世の中には自分が分からないものがあるんじゃないのかなという恐れはある
- 結論: わからないことはわからないままにしておきたいので不可知論
■ 14. 漫画「チ。」と宗教
- 質問者: ハンター大好きさん、男性40代
- 作品: 漫画「チ。」(大先生の作品、「FACT」の前作、現在アニメ化されている)
- 疑問: 神を信じている人が昔は多かったが、なぜあんなに不幸の目にあったり病気等で家族が不幸になったりしても信じ続けるのか全く理解できない
- 質問: 神様は信じている方が得なのでしょうか
■ 15. 宗教を信じる理由
- 極端なイメージの否定: 信じてると言わないと異端審問官に殺されたり拷問受けたりはしない(それは極端なイメージ)
- 「チ。」での描写: なぜ人がその中では「邪教」と呼んでいるが、いわゆるキリスト教(カトリック)を信じるのかは割と十分に描かれている
- 理由: その時代の社会常識だから
■ 16. 社会常識の例
- 今の時代の日本の社会常識:
- 子供は幸せに育てるべきだ
- 子供は幸せでなきゃいけない
- 人は大人になったら働くもんだ
- 人間は自由に生きるべきであって、親とか周りに職業を押し付けられるべきじゃない
- 変化: この社会常識は時代や場所によって変わる
■ 17. インディアン(ネイティブアメリカン)の例
- 名称の変更: 昔はネイティブアメリカンという言い方だったが、この数年の間にネイティブアメリカの人たちが自分たちのことをインディアンと言ってそこにアイデンティティを持ち出した
- 以後の呼び方: この配信でもインディアンという言い方をする
- ヨーロッパ人入植前のインディアンの社会常識:
- 子供は大人を見習うべき
- 男は大人になったら戦士になる
- 人間、インディアンは部族とトーテム精霊のために生きる
■ 18. 文化人類学の考え方
- 2つの社会常識の違い: 現代日本とインディアンの社会常識は大きく違う
- 上下はない: どちらが上かとかどっちが正しいかというのはない
- 文化人類学: このどちらが上かどちらが正しいかはないという考え方
- 発明: フランス人が発明して体系化した
- 以前の考え方: それ以前はみんな社会進化論を信じていた(いろんな未開の民族があるが最終的に社会は進化していってみんな民主主義になる、科学的にものを考えるようになる、西洋諸国になる)
- 20世紀以降: 文化人類学ができてから「どちらが実は進んでいるのかというのはない」「どっちが正しいというのはない」が思想界の主流となった
■ 19. 「チ。」の世界での宗教
- キリスト教(邪教): お話の中でキリスト教が社会常識
- それに従う理由: それに従った方が人間関係の手間やコストが楽
- 具体的メリット: 隣の人と話が合うし、それに従って動いてもそんなに損失がない
- 現代日本との類似: 私たちがリベラルな考え方と実は違っていてもこれに従ってもそんなにコストかからない、他人と話す時に変な人と思われずに住んで楽
■ 20. キリスト教を信じる実際的理由
- 集団内での利点: キリスト教を信じている集団の中でキリスト教を信じている方が楽だし、コストが安く済む、社会コストが
- 注意点: 文化人類学的な考え方なので、そういう概念のない人に話しても「だって人権とか子供の幸福って絶対の真実でしょ」と怒られたり嫌われたりするので人前で言わない方がいい
- 切り替え方: 普段はその時代の一般社会常識に従っていて、突っ込んで話をして大丈夫な人とか場になったら文化人類学的な話をする
■ 21. 現代も「チ。」の世界と同じ
- 現実: 私たちは今もまだ「チ。」の世界に生きている
- キリスト教の支配: キリスト教が支配していて神道を信じている世界を見て「ああこんな時代もあったんだ、人類の暗黒時代だ」と思うかもしれない
- 暗黒時代の継続: 暗黒時代はずっと続いていて、時々私たちは光が当たるところに行って「社会というのは俯瞰してみたら面白いな」と思う
- 普段の生活: 普段の生活はまたもう一回暗いところに入っていって暗黒時代の中を生きている
- 「FACT」への展開: そういうことを書いている漫画だから、作者は次に「FACT」を書く
■ 22. 前世を信じない理由
- 質問者: 匿名希望さん、39歳男性漫画家
- 質問: 岡田氏は生まれ変わりを信じないと言っていたが、自分は信じている
- 理由: そうじゃないとどうしてもこの理不尽な世の中の説明がつかない
- 例: 良いことばかりして早死にしてしまう人、生まれつき病気の人、才能がある人ない人
- 結論: 前世と関係があると考えないとこの世の中は残酷すぎませんか
■ 23. 2つの世界観
- 「この世は残酷です」という考え方:
- この世の中は残酷で、なぜこんな残酷なのか
- 前世に何か因果があったから、悪いことをしたから、その人は病気になったり運が悪かったり才能がなかったりする
- この理屈で宗教ができている
- 「この世はレリゴー(Let it go)」という考え方:
- この世はありのままです
- 生まれつき病気の人もいれば何やっても健康な人もいる
- 何やってもうまくいくような人もいれば、何やっても好かれるような人もいれば、何やっても運が悪かったり何やっても嫌われる人がいる
- ありのまま、もうどうしようもないようなもの
- このままを認めるしかない
■ 24. コップの水問題
- 例え話: コップに水が半分ある。「もう半分しか残ってない」と考えるか、「まだ半分も残っている」と考えるか
- ポジティブシンキング: これはポジティブシンキングでよく出てくる
- 世の中の差: 人間には生まれつき背が高い人、低い人、不細工な人、綺麗な人の差がある
- 残酷だと考える: それを残酷だと考えるとその残酷さに何か理由があるはずだという風に考えて前世があるという風になってしまう
- 残酷だと考えない: それが世の中なんだと動物の世界にもそんな生まれつき不具合を持っている動物もいればアルビノの白子みたいに長生きできない人もいる、それが世の中のあり方なんだという風に考えると世の中公平じゃないんだから前世なんかない
- 結論: 元々その人の心のあり様の問題、世の中の受け取り方の問題
■ 25. 前世が足りない問題
- 岡田氏の長年の主張: ニコ生で昔から話している通り、前世なんかがあったとしたらいわゆるギリシャ時代とかエジプト時代とかそこら辺に全人類の人口なんて100万人とか1000万人ぐらいしかいなかった
- 人口の膨張: 1000万人しか人口がいないのが70億人に膨らんだ
- 矛盾: 残りの69億9000万の魂どこから来たんだよ問題になってくる
- 変テコ理屈: そういう風にすると昔の人は魂が濃かったとか、今の魂はカルピスを薄めるみたいにどんどんどんどん変テコ理屈になってくる
- 結論: そんな変テコ理屈を振り回すぐらいだったら前世なんかあるはずがない、そんなおかしなことを考えるか世の中には理由が必要になってきて変な宗教にはまっちゃう
■ 26. 岡田塾と宗教の違い
- よく言われること: 岡田塾がやっていることは宗教っぽい
- 岡田氏の反応: 別にそういう風に言われても全然気にしない
- 宗教との最大の差: この世の中には理由があると言って、その理由はこうだ、だからここを立てばいいんだというような愛ある言い方だけ絶対にしていない
- 宗教の発想法: そういう発想法が宗教
- 本体の問題ではない: その本体がいかに宗教がかろうが何だろうが、人生論としてまともに聞こえようが、こういう手の考え方を宗教だと思っている
- 上下の違い:
- 上の方(宗教): 嘘があるから救いがある
- 下の方(岡田氏): 救いがない
- 岡田氏の姿勢: 救いがない方の考え方をしているからどうやっても宗教っぽくなれないし誰の救済もできない
- できること: 誰かの心をちょいと楽にする手助けをしましょう
■ 27. 輪廻転生を信じない理由
- コメント者: さしあぽさん
- 主張: 輪廻転生を信じない人は信じられないと思うが、ある特定の分野の才能を持って生まれてくるのは何度も渡る前世でその分野で努力してきたから生まれながらに才能が発揮できるのだ(断定系で書いている)
- 結論: 証人の今の人生の努力が人生中に才能の開花に結びつかなくてもその努力は無駄ではない、その努力は徐々に積み重なり来世に才能として開花する
■ 28. 手塚治虫以降の漫画家の才能
- 反論: 手塚治虫が登場して以来、日本の漫画界は藤子不二雄とか石森章太郎とかいろんな才能が一斉にバーッと出てきた
- 説明できない: それは説明できない
- つまり: 漫画を書く、漫画を書く才能がある人が爆発的に増加した
- 矛盾: もしさしあぽさんが言う通り才能というのは前世で努力したのが積み重なってきたものだという仮説を採用するならば、ではこの矛盾はどう説明するのか
- 反証の重要性: 何かの説には必ずその反証を考えて、その反証に反論できるだけの準備があるものという可能性、それができたものだけは生き残る
■ 29. 輪廻転生の根本的矛盾
- タイムマシンと同じ: 輪廻転生はタイムマシンと同じく根本的に矛盾がある
- 人類の起源: 元々人類の人口はアフリカに原初人類が誕生した時に数万人、下手したら数千人の集落から全てが始まった
- 矛盾: 数千人から始まったら現在の60億人、70億人を超える世界人口と数が合わない
- 前世が足りない: 前世が足りないじゃねえかという話になる
- 結論: 前世は信じていない
■ 30. 前世・輪廻転生への見解
- ショートゼミでの発言: 前世とか輪廻転生に関して信じてないよという話をした時にものすごくたくさんのコメントがついた
- Twitterでも色々言われた
- 岡田氏の実際の見解: 信じていないというよりは実はあってもなくても平気
- あるんだったらあるで構わないし、ないんだったらないで構わない
- ただし: あるとするんだったらここら辺が論理的系統的に変だよねと思っている
■ 31. 「夢がある」という反応
- 驚いた点: あって欲しい、あるはずだ、あると思いたい、前世がある、輪廻転生があるって夢がありますよねという人がかなり多いのに驚いた
- 岡田氏の反応: 生まれ変わりって夢があるってどこに夢があるんだよと思う
- 宗教問題: あるはずだ、あって欲しい、あると思いたい、ある方が意味があるというのは宗教問題に近い
- デリカシーの問題: 宗教問題なのにデリカシーのない自分が「いや、こんな論理上の矛盾が起こるよ」というそういうことを不用意に発言したのは自分が悪かった
- 反省: ちょっと反省している
■ 32. 今後の方針
- 無料部分: 少なくとも無料部分では今後、前世とか輪廻転生に関してはちょっと立ち入らないようにする
- 政治的見解と同じ: もう政治的見解を語らないようというのと同じ
- 理由: 自分が面白がるとと絶対からかう調子になるからちょっと注意しよう
■ 33. 仏教とキリスト教のイベント
- イベント内容: 仏教のお坊さん、曹洞宗のお坊さんとキリスト教、プロテスタントカルバン派の伝道師牧師が来て岡田氏と3人で対談するイベント
- 感想: すごい面白かった
- 自分自身で楽しかった点: キリスト教に対するもの、やっぱり仏教の方が面白かった
■ 34. 仏教とキリスト教の最大の違い
- 仏教: 熱心な信者であるほどお経をちゃんと読んでいない
- キリスト教: 熱心な信者であればあるほど聖書にポストイット貼りまくっている
- キリスト教の信者: ここにはこんなことが書いてる、書いてる、書いてるというような、これがみんなが考える宗教をやっている人のイメージ
■ 35. キリスト教における聖書の読み方
- 勉強: 聖書を一生懸命勉強してこうこうでこうでこうで
- 悩み: 悩みがある、それは聖書にあるに違いない
- 発見: 聖書の中のどの言葉がこれだという風に発見する
- その瞬間: それは聖書に書いてある言葉じゃなくて、神が私個人のこの2012年10月8日の私に向かってこの悩みに向かって大昔言ってくれたものが私の心の中に飛び込んできたという風に感じる
- 確信: この確信が神を信じることだというのがなんとなく分かった
■ 36. 心に響くセリフの現象
- キリスト教: 神様が私だけに届けるように書いてくれたんだ、だから私の心にこんなに響くんだ
- アニメのセリフとの類似: 「坊やだからさ」とか「坊主自分の自力で勝てると思うな、それモビルスーツ」とか
- エヴァンゲリオン: あんたバカでもいいんだけどさ、心に響くセリフってあるじゃん
- 現象: そういう現象が心の中に来た時に人はエヴァを好きになったり、キリスト教を信じたり、神を信じたりする
- 面白かった点: そこら辺の感覚がすごく面白かった
■ 37. キリスト教の勉強路線
- 特徴: 必ずキリスト教というのはその中心核には理解しきれないものを理解しなければいけない勉強という風な路線が強くある
■ 38. 仏教における信仰の形
- 熱心な仏教徒: 熱心な仏教徒であればあるほど朝なっていうんだけども朝昼晩とお経を唱える
- お経の意味: そのお経の意味を考えたりとかお経の内容を理解しようというのはいい仏教徒じゃない
- 僧侶の仕事: それは僧侶がやることであって、それは修行者がやることであって、それは禅僧がやることであって
- いい信者: いい信者というのはどんな意味なんだろうと悩むことではなくて、とにかく毎日毎日座ってお経を唱えることなんだ
■ 39. キリスト教から見た仏教徒
- キリスト教徒の視点: それはチャーチゴーと言われてただ単に教会にいて祈っているだけのやつで、キリスト教の心を理解しようとしてそれは信者、信者なんだけども(もっと深い信者ではない)というニュアンスになってしまう
■ 40. 仏教における正しさ
- 形を整える: そういう風な形を完全に整えて袴をちゃんと買って真面目に正座して
- 回数と時間: 5分より10分、10分より15分、1日2回より3回、3回より4回祈っている人の方が正しい仏教徒だ
- 認識の差: このなんか認識の差がめちゃくちゃ面白かった
■ 41. キリスト教の伝道師の2次元発言
- 状況: キリスト教の伝道師が萌えキャラのTシャツとか着ている
- 質問: なんでそんなの着るの
- 彼の回答: 「いや、2次元は裏切らないですから」
- よく聞くリフレイン: 2次元は裏切らないからというのはよく聞く
- 岡田氏の反応: ちょっと待てよ、お前がそれ言っちゃダメじゃないか
■ 42. 次元の比較
- 2次元は裏切らない: それを言うなら神様は0次元だろう
- 0次元: 0次元はもっと裏切らないじゃねえか
- 次元の定義:
- 小説のキャラ、アニメのキャラとか絵のキャラが2次元
- 文章だけのキャラクターが1次元
- 神様: 書いてることそのもの自体も神が言った言葉じゃなくてそういう風に言ったと伝えられているということだからもう0次元になっちゃう
- 矛盾: 0次元のものを信じると言っている人間が2次元のものをなんか萌えと言っているのはなんか腑に落ちない
- 結論: そこら辺でもちょっとこれ最近、自分はキリスト教よりも仏教の方が面白く感じているかなと考えてしまった
■ 43. 動画の結び
- 普遍的問題: 宗教や前世というテーマは人類が古来より問い続けてきた普遍的な問題
- 信仰の立場: ある方は信仰や霊的体験を通じて深い意味を見出し、その存在を人生の指針として受け入れられている
- 合理性の立場: 一方で合理性や科学的検証の立場からはこうした概念に懐疑的な視点が向けられるのも事実
- 両方の重み: どちらの立場にも歴史や文化、個人の体験に裏打ちされた重みがある
- 単純ではない: 宗教も前世も一概に肯定も否定もできる単純なものではなく、それぞれの背景にある深い思索や感情が各自の信念として根付いている
- 願い: この話題が皆様それぞれの内面に新たな問いを投げかけるとともに多様な視点を尊重するきっかけとなればと願っている