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「計画は、失敗するのが当たり前」…知の巨人が伝授する究極の計画術(読書猿)

そもそも計画とは「うまくいかないのが当たり前」である。人間は未来の出来事はおろか、未来の自分さえ予測できない。市場の動向や取引先の事情などが関係してくるビジネスの場面ではなおさらのことだ。あらかじめ立てた計画が、「計画通り」に進むことのほうが少ないだろう。

かといって「計画を立てない」のは、非常にもったいない。プランニング最大のメリットは、「失敗から学べる」ことだ。真面目に計画を立てるとき、人間は自分のできることとできないこと、現在置かれた状況などを客観的に考えようと努力する。

この「可能の階梯」という技法は、「自分は何ができるのか」「何ができないのか」を整理したいときに、とても役に立つ。「自分は何ができないのか」がわかれば、最初にやるべきことも見えてくるはずだ。

  1. 項目を書き出す
  2. 項目を並べる
  3. 「踊り場」を決める
  4. 「踊り場」の2段下から始める

そのようなときに有効なのが、この「学習ルートマップ」だ。今回は資格試験の場合のマップを紹介する。

  1. 両端に現状と目標を書く
  2. ステップを書き加えて、現状と目標をつなぐルートを考える
  3. 別のルートも考えてみて、複数のルートの中から実際に使用するものを選ぶ
  4. 実際に計画を進めながら、項目を加える/減らす、離れている項目をつなげるなど、ルートマップを修正していく

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