ウォーリック大学の研究によると、白色矮星と呼ばれる種類の星は、最終的に酸素と炭素の結晶でできた球体になることが分かりました。つまり、結晶化し終わっている白色矮星は、銀河系内だけでも数十億個と空を埋め尽くすほどに存在し、さらに太陽も最終的には白色矮星になるため、結晶化したきれいな球体になるというのです。研究は1月9日付けで「Nature」に掲載されています。
白色矮星は、温度が高く密度も高い恒星で、元は太陽の3倍以内の質量を持った恒星でした。核融合の燃料を使い果たして外への圧力がなくなったために重力によって押し固められたコアがその正体で、ガスは星雲として周りに飛び散っています。太陽ほどの質量を持ちますが、大きさは地球サイズで、数十億年掛けて冷えていきます。
恒星が寿命を迎えるとダイヤモンドでできた星になるみたいな話もあったな
Core crystallization and pile-up in the cooling sequence of evolving white dwarfs