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雨水だけで生物が生息できる都市型ビオトープ

首都圏での工事実績が多い東急建設。住宅開発では、都市型の豪雨を調節するノウハウを蓄積してきた。今回は、これまで培ってきた雨水貯留技術による流出抑制と合わせて、循環させた貯留水を利用したビオトープの環境保全の効果を検証できる施設を造った。

具体的には、駐車場の舗装の一部を集水域として、そこに降った雨を雨水貯留槽に「ためる」。次に太陽光発電でポンプを動かして揚水し、ビオトープを創出するための水辺として「使う」。最後の「自然に還す」では、敷地内に砕石を敷いたり地中に中空のプラスチック層を設けたりして、自然な水の循環を促す。

興味深い