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イェール大学、身体から切り離された脳を36時間”生かす”ことに成功

イェール大学の神経科学者であるNenad Sestanが率いるチームが行なった実験が話題になっています。それは豚の頭部を身体から切り離し、外部の”維持装置”と接続することで脳に36時間、正常な活動を続けさせることに成功したというものです。

身体から取り除かれた脳はBrainEXと呼ばれる複雑な閉鎖系システムと繋げられ、酸素が十分に含まれた温かい人工の血液が脳の必要な部分へと送り込まれたそうです。脳細胞を調べたところ、通常の活動を維持していることが判明。その状態を36時間、続けることができたそうです。

果たしてこの状態で脳には「意識」があったのか?身体から取り除かれて生命活動を維持させられた豚の脳は「思考」していたのか?という疑問が浮かびますが、脳の膨張を防ぐための化学物質を投入していたため、おそらく思考はできなかっただろうというのが研究チームの考えのようです。

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