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7000万年前の巨大魚化石、アルゼンチンで発見 全長6メートル超

今回の発見は学術誌「Alcheringa: An Australasian Journal of Palaeontology(アルチェリンガ:オーストラレーシアの古生物学誌)」で発表された。研究チームは、全長6メートルを超える捕食性魚類の化石を、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの約1400キロ南方に位置するコルウエ・ウアピ(Colhue Huapial)湖の近くで発見。この巨大魚は「白亜紀末期に現在のパタゴニア海域を泳いでいた。そのあたりは当時、気温が今よりはるかに温暖だった」という。

今回の化石は、地球史に存在した中で最も大型の捕食性魚類のグループ、シファクティヌス属に分類された。研究チームは巨大魚の外見について、「胴体は顕著に細く、その先に巨大な頭部がある。顎は大きく、針のように鋭い、長さ数センチの歯が生えている」と説明している。

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