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地球周回軌道上や他天体(月面・火星)に一定数の人類が定住可能な施設(コロニー)を作る資材技術があるのなら...

地球周回軌道上や他天体(月面・火星)に一定数の人類が定住可能な施設(コロニー)を作る資材技術があるのなら、ゴビ砂漠や南極には大都市が作れるぞ。

@uchujin17

日本で言えば「軍艦島」が有名だけど、学校や病院まで整備された鉱山都市が鉱床が干上がった途端にゴーストタウン化する。町の維持費は 税金で、その原資は住民の収入であり、その給与は鉱山を所有する企業の利益から出ている。

@uchujin17

地球外コロニーの建設維持に必要なコストは鉱山都市の比ではなく、しかしそこから上がる利益は干上がった鉱山よりも低い。端的に言って「そこにヒトが生きていること」にしか価値は無い。その価値は金銭に換算しにくい。

@uchujin17

かつては、費用対効果を度外視してでも断行されなければならない「人類という種のため(あるいは国家・民族のため)」の投資こそ公共事業として行うべきだと考えられていたのだけれど、有人宇宙開発に必要な投資の莫大さ、その投資利益は十年どころか百年掛けても回収目処が曖昧という現実の前に…

@uchujin17

国家運営機関による有人宇宙開発はどんどん頓挫して、ワンマン社長の私企業が「俺がやらなきゃ誰がやる」と台頭し、かつて宇宙開発を「ロケット打ち上げ1回の費用で何人の飢えた子供に食事を与えられるか」と批判していた大衆はそれを英雄の偉業として讃えているという皮肉。

@uchujin17