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弦理論家のミチオ・カク:「エイリアンと接触するのはひどい考えだ」

カク: まもなくWebb望遠鏡が軌道に乗って、何千もの惑星を見ることができるようになり、私たちがエイリアン文明と接触する可能性はかなり高いと思います。私の同僚には、宇宙人にコンタクトを取るべきだと考える人もいます。私はそれはとんでもない考えだと思います。何百年も前にメキシコでコルテスと出会ったモンテスマがどうなったか、誰もが知っています。個人的には、エイリアンは友好的だと思いますが、それに賭けることはできません。コンタクトは取ると思いますが、慎重に行う必要があります。

多元宇宙論では、この2つの正反対のパラダイムを融合させることができます。弦理論によると、ビッグバンは常に起こっています。私たちが話している間にも、宇宙のどこかで創世記が起こっているのです。そして、宇宙は何に向かって膨張しているのでしょうか? 涅槃(Nirvana)です。11次元の超空間が涅槃です。つまり、仏教とユダヤ・キリスト教の哲学が一つの理論で成り立つのです。

ふーむ。

涅槃の話はさておき、ある生命体が惑星で覇権を握り高度な科学文明を有するならば、その生命体は必然的に自己利益の追求とそれに付随した攻撃性を有するだろうという仮定は理解できる。

その上で圧倒的に技術格差のある「宇宙人」を見つけたら...?

安全保障の観点や交易の観点から考えると、可能な限り植民地化することが望ましいという結論を出しても特に不思議はない。