米航空宇宙局(NASA)が太陽系の外にある地球型惑星を探すために4月に打ち上げた新しい宇宙望遠鏡「TESS」が約20万個の星をとらえた画像を地上に送ってきた。NASAが19日発表した。
TESSは生命存在の可能性がある「第2の地球」を探すために4月18日に米フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から打ち上げられた。5月17日には月の重力を使って軌道を変える「フライバイ」を成功させた。4台の高性能カメラを搭載し、ケプラー宇宙望遠鏡などによるこれまでの観測領域の400倍以上となる天空のほぼ全域を観測できる。観測領域が最大になる軌道に入るための最終軌道修正を5月30日に行い、6月中旬には本格的な観測を始める。
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