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核融合炉内部で「幽霊」のようなホイスラー波が発見される

ホイスラー波とは、自然界では電離層で見られる、稲妻によって生み出される電磁パルスのことで、南半球で起こった稲妻が、北半球で口笛のような雑音として捕らえられる現象として知られています。

このホイスラー波がトカマク型核融合炉のプラズマの中で発見され、“Physical Review Letters”誌で発表されました。ホイスラー波は高速になった電子を拡散・妨害できるので、トカマク型原子炉内から逃げ出した電子によって炉がダメージを受けるのを防ぐ新たな方法を生み出すことができるはずです。