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注目の「核融合発電」は、実現前から“燃料不足”の危機に直面している

極めて高効率でクリーンな発電手法として注目される核融合。国際熱核融合実験炉(ITER)の完成が近付くなか、ある重大な“問題”が指摘されている。稼働が見込まれる2035年ごろには、燃料となる水素の放射性同位元素のトリチウムが不足している可能性があるというのだ。