■ 1. 概要
- 熊本県葦北郡芦北町沖の八代海において特産のタチウオが記録的な不漁となっている
- タチウオのほかメバル・ハナダイなど地元産魚全般の水揚げ量が減少している
- 熊本市内の鮮魚店でも地元産魚の入荷が困難な状況となっている
■ 2. 水揚げ量の実態
- 芦北町漁協の水揚げ実績:
- 一昨年の年間水揚げ量は71,600kg
- 今年は1月に7kgを記録したのを最後に水揚げゼロが続いている
- 以前は1日数百箱を市場に出荷していたが今年は一度も出荷していない
■ 3. 不漁の原因
- 主因として疑われているのはイルカの群れ:
- 昨年夏頃からイルカの目撃が相次いでいる
- タチウオや餌となる小魚を捕食している可能性がある
- イルカの出所は不明:
- 天草市のイルカセンターへの問い合わせでは五和町沖のイルカ個体数に変化はないとされている
- 八代海に現れたイルカがどこから来たのかは特定できていない
■ 4. 影響と対策
- 漁業者への深刻な影響:
- 芦北町漁協支所長は「死活問題」であり漁業を続けられなくなる可能性を指摘している
- タチウオの水揚げシーズンは例年5月に終了するため早急な対応が必要な状況にある
- 漁協の対応:
- 行政に対してイルカを追い払うなどの具体的な対策を求めている