/note/social

シェルスクリプトでビッグデータ処理~ユニケージ開発手法とは~

ユニケージ開発手法とは

ユニケージ開発手法とは、シェルスクリプトとテキストファイルだけで企業の基幹システムをやすく、はやく、やわらかく開発できる、日本発のシステム開発手法です。近年、大規模な企業の基幹システムやシステム内製化の手法として採用が進んでいます。( 導入事例:http://www.usp-lab.com/works.html )

シェルスクリプトのトランザクション処理

dd bs=$CONTENT_LENGTH |    # CGI/POSTメソッドで入力データを受信
cgi-tag > tag    # データのテキスト化
if ulock -w MASTER.LOCK; then    # 排他区間をつくって
tagself KEY VALUE |    # トランザクションのKEY VALUE を抽出
tagupl key=KEY MASTER > MASTER.1234   # 現マスターから新マスターを作成
ln -s MASTER.1234 MASTER       # 参照名をつけかえて、更新処理終了
rm MASTER.LOCK # 排他区間終了
fi
mojihame HTML MESSAGE # 終了メッセージをHTMLファイルにはめ込み出力

昔懐かしのロックファイル方式。

シェルスクリプトでビッグデータ処理

ユニケージ開発手法のルール

ユニケージ開発手法において、シェルスクリプトの書き方やデータ配置の仕方、開発の順序や体制などは、「お作法」としてまとめられています。例えば、シェルスクリプトの記述作法において、1行には1コマンドしか書いてはならない、とか、エラーハンドラ以外の関数を記述してはいけないとかのルールが存在します。