この
「歴史上で一番人を殺したカルトはダントツ一番が共産主義」
というフレーズは統一協会(原理研究会)が好んで用いる煽りフレーズです。しかもこれは実はデマでして「共産主義がダントツで一番人を殺したカルト」という言説に実は根拠はありません。
歴史上で一番人を殺したカルト、というテーマについてですが、まじめに言うと、ダントツ一番が共産主義、次いでキリスト教、だいぶ間をあけてイスラム教が来て、ファシズムとか軍国主義とかなんちゃら教会みたいな歴史の浅い宗教は規模が小さすぎて話にならないでしょう。
【追加】例えば「歴史上で一番人を殺したカルトは共産主義」というデマを多用しているのが(統一協会の)勝共連合UNITEで講演もしている以下のナザレンコアンドリー氏です。あと黒瀬深(←この人も大学の原理研出身)も言ってたですね。
【追加】「歴史上で一番人を殺したカルトは共産主義」はデマである事の証左の一つが以下のデータ図録です。毛沢東が大躍進政策で多数の餓死者を出したりしましたがそれは共産主義とは違うという事も以下には書かれています。
ジェノサイドによる死者数(1900~2008)