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マガジン限定記事「それ以上いけない国」

社会規範を大急ぎで「男女平等」にアップデートしたのに、肝心の女性たちの個人なパートナーシップ選好の価値観を同時に男女平等にアップデートしなかった。そのツケを、先進国はいま問答無用で支払わされている。

権利闘争に勝利した先進各国の女性たちは「男性並みに稼ぐが、けれども男性並みに養わない」というスタンスで生きることが「ただしい」と推奨されるようになり、彼女たちは次々と「産む役割」から降りていった。断っておくが、彼女たちは悪意や強欲によってそうしたのではない。それが女性にとって当然の自由であり権利だと社会的に推奨されていたから、遠慮なくそうしたまでだ。