同志社アメフト部の事件とか私の母校の体育教師見てて思うけど「スポーツが健全な精神をつくる」っていうのは嘘だと思うね
運動部って大学生になってもエグいいじめ横行してたりするし
スポーツ、というかスポーツのコミュニティが育ててるのって、「どんなに非人道的なことでも集団だと許される」みたいな考えだと思う
個々のプレーヤーとか指導者にはチーム・コミュニティ作りが上手い人もいるんだけどね
チームスポーツのときに、個々のメンバーの能力差に関係なく全員に見せ場をつくれるようにプレーする、みたいなのがすごく上手い人もいる
でもそこまで考えられる能力の人が少ないから、結局は上下関係と集団心理を利用した支配構造に陥ってしまって、そういう思想を別のコミュニティにも持ち込んでしまっているスポーツ経験者が多い感じがする
集団で行われる営為は必ず集団の論理や利害関係に溺れるものである。
また、「スポーツが健全な精神を作る」の語源は恐らく紀元前のギリシャ辺りまで遡れると思うけど、当時で言う「健全な精神」とは「国家や共同体の為に勇敢に戦い、仲間を見捨てず、勝利の為に死ぬ」的なもっと好戦的なものであったように思う。
恐らく現代社会の民が漠然と想起する「健全」とは大分違う気がする。