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批評や批判は事実関係に基づき冷静に、という大原則を徹底的に無視した『現代ビジネス』の記事。細谷さん...

批評や批判は事実関係に基づき冷静に、という大原則を徹底的に無視した『現代ビジネス』の記事。細谷さん(@Yuichi_Hosoya)のツイートを読むまでこの記事の存在に気づきませんでしたが、池内先生や三浦さんに対する、文脈とは全く無関係な個人攻撃も含まれており、悪質です。

深刻化する円安、黒田日銀総裁は3期やって落とし前をつけろ《田中康夫・浅田彰》(田中康夫×浅田 彰) | 現代ビジネス | 講談社(4/4)

@AtsukoHigashino

このような、居酒屋での管巻きと何ら変わらない記事をメディアが平気で掲載するから、批評と悪口の区別がつかない人々が続出するのです。

細谷さんによる反論を私からもご紹介しておきます。どうか、細谷さんのスレッドの最後までご覧になって下さい。

https://twitter.com/Yuichi_Hosoya/status/1589453482842816513

@AtsukoHigashino

これは前々から思っていたことですが、日本の言論世界においてはしばしば、英国に対して「自分でも知っている、自分でも論評できる」という錯覚を持つ人が登場しがちで、その分野でコツコツ研究してきた人を生半可な知識で愚弄したり、マウントをとったりする現象が起きてしまいがちです。

@AtsukoHigashino

しかし英国に「なんとなく馴染み」があることと、英国政治を専門的に分析することは、当たり前ですが全く異なります。これを理解していない人が多すぎることが、このような記事を平気で世に出してしまう背景にあるのではないでしょうか。

@AtsukoHigashino

…と書くと、「いやでも細谷さんの議論には賛成できない」と書いてくる方が必ずいらっしゃいます。 私だって100%同意しているわけでもないし、それを言えば細谷さんはじめ他の国際政治学者の皆さんも、私の言うことに100%同意しているわけではないでしょう。当たり前です。だから議論が意味を持つ。

@AtsukoHigashino

繰り返しますが、私の書いていることは、批評や批判は敬意を持って行いましょうという、ごくごく当たり前のことに過ぎません。発言内容に同意できないからといって愚弄してよい訳ではない、ただそれだけのことです。

@AtsukoHigashino

「そういうお前達だって同じ事をやってきただろう」というご指摘であれば、謹んで我が身を振り返りたいと思います。

具体的にご指摘いただければなおのことありがたく存じます。

コツコツ研究してきた人を愚弄・・・確かによろしくないです。分厚い研究を尊重する気持ちはないのか。しかし、なんだろう、この既視感は。

@26Shovkovychna

@AtsukoHigashino

本スレッドの趣旨からはずれますが、藤森信吉先生のアカウントをフォローすると、まさに分厚い研究を行ってきた正統派ロシア・東欧研究の先生が、現在露出の多い国際政治学者らをどのようにご覧になっているのかが大変よく分かり、とても勉強になります。

@AtsukoHigashino