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- アジャイルにモデリングは必要か?
- 知的活動にモデリングは欠かせない(無意識であっても)
- したがって、モデリングをしていない開発の方が稀
- ただし、UMLだけがモデリングではないし、文書=モデリングでもない
- メモ書きの扱いについて
- 成果物駆動の開発では、メモ書きは中間成果物であり、最終的には正式な文書が作成され、メモ書きは破棄される
- JITな開発ではメモ書きの比率が高まる(正式な成果物を定義しづらい)
- メモ書きの保存・整理が重要になる
- モデリングは多面的なものである
- 同じ対象を見る時でもコンテキストによって表現形式は異なる
- ex:要求をモデリングする場合
- アクターを軸に視覚的に分類したい=ユースケース図
- 要求と業務をマッピングして俯瞰したい=ビジネスプロセスマッピング
- 全ての要求の優先度を知りたい=プロダクトバックログ
- などなど
- なぜドキュメントを作成するのか?
- プロジェクトの利害関係者がそれを要求するから
- I/F定義など外部システムとのプロトコルを定めるため
- コミュニケーションのため
- じっくりと考えるため
- 用語の整理
- 文書(Document): 長期間維持できる方法で情報を伝える
- モデル(Model): 問題の1つ以上の側面、その問題に対して考えられる解決策を抽象的に記述したもの。図や文章で示される。
- ドキュメント(Documentation): 他の⼈のためにシステムについて記述した永続情報。文書とコードのコメント両⽅を含む。
- コード(Source Code): コンピュータシステムに対する一連の命令と、命令について記述したコメント。
- 成果物(Artifact): 納品物または⽣生産した製品。
- アジャイルプロジェクトを安定させる方法
- 要求を安定させる
- アーキテクチャを安定させる
- 計画を安定させる
- アジャイルドキュメンテーション戦略
- 動かない仕様よりも実行可能な仕様を選ぶ
- ドキュメントを要求として扱う
- ドキュメントは情報を整理する場であり、思索にふける場ではない
- 簡潔さを保つ
- ドキュメントは、あなたの置かれた状況に合わせて十分なものを作ればよい
- 情報を捕まえる「よりよいやり方」を懸命になって探しなさい
- ドキュメントを書く正当な理由を検討しなさい
アジャイルにモデリングは必要か
(2016/01/09)