ムッスメの入学予定の小学校(公立動物園)から給食費引落しの書類が来た。
ちゃんと支払います的な確約書は、法的意味はほぼないとは言え何の異存もないので署名押印した。
ただそこには「連帯保証人」の欄があった。
当職も当地のスクールロイヤー制度にいっちょ噛みしてるので、学校納入金滞納モラルハザードの深刻さは重々承知しているが、さも当たり前かのように連帯保証人を要求して来られると、さすがに腹が立つ。それは「俺が給食費如き滞納するとでも思ってんのか云々」的な話ではなく、(続
「連帯保証人てそんなカジュアルに人に頼めるもんなの?立てられない人はどうなんの?そもそも学校納入金に連保立てろって法的根拠あんの?」的な疑問。 記入例の主債務者と連保との関係の欄に「祖父」「伯母」といった親族のほかにも「母の友人」て書いてあって唖然とした。その程度の認識か、と。
承前)もっと言うと、理論的にはこの連保は無効ではないかと。「学校納入金」という括りは給食費と副教材費と色々含むので、多分法的性質は根保証。個人根保証契約は極度額の設定が必要だが、極度額の欄はない。
その程度の法務リテラシーしかないくせに、軽々しく保証を云々してんじゃねぇと。
承前)んで、連保空欄で出してきた。案の定、
事務「連保付けてもらうようにお願いしてます」
暇「それはお願いですよね。いないと受け取ってもらえないんですか」
事「一旦お返しします」
暇「いや出しに来たんで持ち帰りませんよ」
事「(上司と相談)じゃあ何かあったら電話します」
暇「宜敷」
承前)学校側の事情ももちろん理解はできるんだけど、あまりにもカルいんだよね。多分、祖父母の名前を勝手に使って、保証人の印鑑も保護者の印鑑と同じみたいなのは山ほどいるはずだが、学校側は有効性の審査しないでしょ。
学校が「保証」のカジュアル化に一役買ってるとは思わないのかね。
尚、この1件で当職は学校からモンペ認定されたはず。
校長から電話来るパティーンかな…
法的根拠が曖昧なものを学校が要求してくるの、学校という組織の異常性がよく現れている。
やはり学校を聖域とする考え方は取り去るべきなのだ。