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ネット上のデマ提訴/Colabo代表・仁藤さん/「女性全員への攻撃」

インターネットへの事実に基づかない投稿で名誉を毀損(きそん)されたなどとして、虐待や性搾取などの被害に遭った若年女性を支援する一般社団法人Colaboとその代表の仁藤夢乃さんが29日、東京に住む40代の男性に対して計1100万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしました。

訴状などによると男性は2022年9月、「暇空茜」というアカウント名でツイッターなどに「10代の女の子をタコ部屋に住まわせて生活保護を受給させ、毎月1人6万5000円ずつ徴収している」などと投稿。少なくとも900回ツイートし、Colaboと仁藤さんの社会的信用が低下させられたとしています。

このため、Colaboの運営を支えている寄付などが減ったとし、損害賠償のほか、投稿の削除や謝罪文の掲載を求めています。

会見で角田由紀子弁護士は、これらの投稿によって支援を必要とする若年女性が二の足を踏む恐れがあると指摘。「表面的には仁藤さんらを攻撃しているが、『声を上げる女は許さない』というのが中心的なメッセージ。女性全員がこの攻撃にさらされている。女性の生きる力をそごうとする社会を許してはいけない」と強調しました。

仁藤さんは「女性たちの安心安全な空間を守っていきたい」と訴えました。

仁藤さんの弁護団は、今後、「いいね」を押したり投稿を拡散させた人への訴訟も検討するほか、刑事訴訟も含むあらゆる措置を講ずると表明しました。

なし崩し的にいいね罪を既成事実化しようとしてるの、「まぁ、共産党だしな」って感じだ