/note/social

colabo事件に関するスクラップ(1) シェルター型女性支援撤廃の必要性と、困難女性支援法

タイトルに「撤廃」と書いたのは他に言葉が思いつかなかったからで、実際のところ、短期滞在のための施設、そして、自立支援移行施設的なものは必要であろうと思う。とはいえ、今の日本の女性シェルターが、被支援者の人権を尊重できる座組に転換できるかといえば、望みは薄いと考えざるを得ない。

ハウジング・ファーストな座組みの良さは、経験上、透明性が確保しやすいことであるように思う。例えば、最初の相談者、住居支援団体、行政のケースワーカー……等、連携はすれど別機関なので、どこかで虐待が生じたなら、別のどこかに相談すれば良い。これは、支援者が衣食住全ての生殺与奪を独占してしまう(=権力関係が強すぎる)シェルターでは難しい。