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colaboの案件はもう裁判の結果待たずに現場に反映されることが確定しちゃってるのは、経験者や現場の人...

colaboの案件はもう裁判の結果待たずに現場に反映されることが確定しちゃってるのは、経験者や現場の人なら分かるでしょ。特に地方公務員などはその優秀さゆえに、予めて先手打つことでコラテラルダメージを軽減しようとするわけよ。この辺の察知能力は甘く見てはならない。

@S_kisaragi

自分が地方公務員だと想像してみれば、上司なり住民なりから「お知らせ」が届くわけだ。そうなると仕事が増えるから、その範囲をなるべく小さくするインセンティブが生まれる。

@S_kisaragi

過去に何度か指摘している長野県の大北森林組合(今の北アルプス森林組合)の16億円の補助金不正受給のケースで考えてみようか。こういう案件が起こると、長野県以外の林業担当の部署にいる公務員たちは、「これ、自分たちにも火の粉がかかるやつや!」と察するわけさ。

それで収まらなかったのが長野県の大北森林組合(現:北アルプス森林組合)がやらかした14億とも言われる補助金不正受給で、結局、全国の森林組合が痛くもない腹探られて、基準厳格化と切り株一本ごとの写真撮影提出させるようなマイクロマネジメントが起こった。

https://twitter.com/koshian/status/1599355764078170113

@S_kisaragi

@S_kisaragi

するとどうなるかと言うと、さっき書いたみたいに今で言うところの「やった感」や「やってる感」出すためのマイクロマネジメントを有形無形に忖度させてくる。この時、絶対に「他の県で不正があったから」とは明言しない。あくまで自発的にやったことにする。(これは同業者はみんな経験したはず)

@S_kisaragi

要するに「殊勝な態度を取る」ってやつよね。敷衍すると、「殊勝な態度を取ることによって追及を防ぐ」のが目的で、もちろんそれは手続き的にもグレーになるから、あくまで「相互に自発的にやった」とするのがモアベターとなる。ベストな方法(定られた手順を適正に踏む)を取らないのはcolaboと同じ。

@S_kisaragi

これはちょうど、「女性に対するAED問題」における、「男性が適正な手順を踏んだ上で女性に対してAEDを使用すれば問題ないでしょ」という世間知らずな見解に対する、「女性本人や周りがギャーギャー騒いだら、その事実をもって男性側が社会的に抹殺されてしまう」のと構造的には裏返しだね。

@S_kisaragi

「colabo側が悪手打ちまくってる」とみんなが思ってるのは、まさに「周りがギャーギャー騒ぐネタをどんどん提供してるから」だよね。周りが騒げば騒ぐほど議員案件になるし、マスコミも嗅ぎつけてくる。そもそも、「これだけ騒ぎになってるのになぜ議員やマスコミは反応しないのか?」ともなるし。

@S_kisaragi

単純に来年度からは監査基準や事業評価が事前通告なしに厳格化されるのはかなり蓋然性が高い。通達(文書)出さずに口頭のみでやってくだろうな。仁藤夢乃はちゃんとした監査や審査を女性差別としていたようだが、まさか文書で「これまで通りにしてください」とは今後は言えんだろう。

@S_kisaragi

林業絡みでもう一本補助線引くと、今は義務化されてる防護装具の着用義務か。厚労省が「チェーンソー使用時の防刃繊維入りズボンの着用義務を“検討”」という段階で、各地の事業体はもう購入に動いていた。決まってから発注かけても遅いからね。メーカーからして在庫も確保できないしで。

@S_kisaragi

これなんかは通達行政どころか検討行政みたいなもんだが、だが現実としてそれでも組織は動いちゃうわけよね。これと同じように、今後何らかの「検討」や「見直し」をする場合(「見直しを検討」でも同じ)、具体的な指示や命令がなくとも、いつもの忖度によるスタンドアローンコンプレックスが起こる。

@S_kisaragi

今後は壮大な「お茶濁し」を見ることになる。

@S_kisaragi

補助金不正は色んな業界が延々やらかし続けている問題なので、どんどん監視を厳しくしていく必要があるのは当然と言えば当然の話ではあるので。