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「帳簿現場猫」としてのColabo騒動

今回これをこすりに行っている人の多くは、以下のような感覚だろう――

「これ、普通の会社でも自営業者でも許されんわな」

「弁護団は何を見てヨシ!と言ってたんだ」

「これが問題ないのだとしたら法律や制度のほうがおかしいから、民業レベルまで基準を引き上げるべきだ」

この3行のセリフのうち、最初の行の感覚が欠如しているならば――例えば党派性や、あるいは帳簿付け経験がないことによって――、監査請求を支持する側が白を黒と言い張ろうとしているおかしな人たち、「暇アノン」に見えるのもやむをえないのかもしれない。

ただ、そういう人たちは、この件が少しでも社会人経験がある人にとって、「帳簿現場猫」レベルに突っ込みどころ満載で、そのために女性であっても社会人経験があれば「女性支援団体であってもこれは擁護できない」と感じている人が多い、という事情を呑み込めず、そのためにColaboを弁護・擁護する仕方が明後日の方向に向いているようにも見えるのである。