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自力救済の一年だった

今年は自力救済が成された一年だったと思う。

安倍元首相が暗殺されたことによって、統一教会の問題は白日の下に晒され、様々な対応が迫られた。

おそらく、現行法が成している政体によっては、この方法以外によって解決され得たというプロセスが思い当たらない。

例えば大阪王将の暴露事件もそうだろう。保健所などに直接、法的な手続きによって解決を求めたとしても、解決し得ない。

そう判断されたからこそ、名誉毀損などの諸問題を無視し、SNS等への開示を行った。

そしてそれは成功した。和解などという甘い落とし所などなく、フランチャイズ契約解除・閉店に到るまでの達成を果たした。

今行われているColabo問題は、そのハイブリッドと言えるだろう。

前述した方法などとは明確に異なり、適切なデュープロセスを果たしながらも、その目的は和解を一切許容せず、また、その仔細にわたって盤外戦術は徹底的なSNSへの公開による清濁含めた「悪を討ち滅ぼす」救済である。

おそらく、今までの手続きそのものが大きく変えられていくのだろう。

徹底的に堕落した政体は、もう破壊されるしかないのだと思う。

SNSの発展や思想の変化によって、集団が失い個人が勝ち得た救済の力を留めることはできない。

おそらく、それがどういう暴走をしたとしても、どうにも。

これは実際そうだと思う。