大学にいるときね、附属病院にスタバができたの。
みんな喜んでスタバに行ったんだけど、僕はちょっと行かないようにしていたの。
なんでかというと、クソみたいな臨床の日常に「スタバ」をインクルードすると、後々面倒なことになると知ってたからなの。
子供の頃通ってたスパルタ塾に、あるとき自販機が入った。
フルーツオレな。
僕はフルーツオレ好きだったから喜んで毎日毎晩飲んでたの。
で、高校入ってから、フルーツオレの自販機見ると、スパルタ塾がフラッシュバックするようになってるのに気がついたの。
この経験からスタバはヤベエな、と直感的に思ったのよ。
だってね、フルーツオレは滅多に見ないけど、
スタバは世界中どこまでも追いかけてくるだろ。
あの看板が「当直のPHS」に見えてるやついるでしょ。
その呪いは一生消えることはないよ。
研修医諸君。
病院のスタバには入るなよ。
狂うぞ。
わかりやすいシンボルと辛い記憶が紐づけされて、トラウマのトリガーになってしまうのあるある。
例えば、デスマーチやってた駅とか地名が半分トラウマになってる人も多そう。