相模原市の知的障害者施設で入所者19人を殺害した罪などで死刑が確定した植松聖死刑囚が、去年請求していた再審=裁判のやり直しについて、横浜地方裁判所が退ける決定を出したことが弁護士への取材でわかりました。これに対し、死刑囚は即時抗告したということです。
植松聖死刑囚(33)は、2016年に相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人を殺害した罪などに問われ、3年前(2020年)の3月に1審の横浜地方裁判所で死刑を言い渡されました。
弁護士は控訴しましたが、その後、本人が取り下げ、死刑が確定していました。
これについて、植松死刑囚は去年4月、再審=裁判のやり直しを請求していましたが、死刑囚の弁護士によりますと、横浜地裁が今月18日付けで、独自の主張によるもので再審を請求する理由に当たらないなどとして退ける決定を出していたことがわかりました。
弁護士によりますと、死刑囚はこれを不服として24日、裁判所に即時抗告したということです。
「独自の主張だから再審の必要は無い」もよくわからない決定だな。
恐らく「お前、裁判という場で自分の主張を言いたいだけだろ。時間の無駄だから却下な」ぐらいの意味なんだろうけど。