この現象について詳しい人っぽい人の記事のあらゆる説明がマジで説明になっていない。
だからその要因を踏まえても不足してるなら需要と供給の市場原理で上がるはずだろ?
俺の中で整理すると次のどちらかだと思う。
①別に不足などしていない
②既にちゃんとそれなりに賃上げはされてるが知られていない
誰かちゃんと納得できる解説してくれ
トラックドライバー不足に関して、賃金が高騰しない理由は複数あります。
第一に、需要と供給のバランスが影響しています。トラックドライバー不足によって需要が高まっているにもかかわらず、供給が十分でないために、賃金が高騰する可能性が低くなっています。
第二に、トラックドライバーの賃金は、物流業界全体の労働力市場と競合しています。つまり、トラックドライバーの賃金が上昇すると、物流業界全体の労働者の賃金水準にも影響が出るため、企業側はトラックドライバーだけに高い賃金を支払うことができなくなります。
第三に、トラックドライバーの賃金は、長期的な需要予測に基づいて決定されることが多いため、需要急増による一時的な需要増加に対応できない場合があります。
最後に、トラックドライバーの賃金が高騰しない理由の一つに、自動化技術の進歩があります。自動運転技術の開発によって、将来的にはトラックドライバーの需要が減少する可能性があるため、企業側は今後の投資戦略を考慮して、トラックドライバーに高い賃金を支払うことに躊躇する可能性があります。
以上の理由から、トラックドライバー不足にもかかわらず、賃金が高騰しない可能性があると言えます。
零細運送業の経営側だけど、
単純に、荷主が運送料上げてくれないから。
業界団体と国がそれを是正する活動はしてるけど、結局今までと同じ価格で請ける会社がある限り、大幅な値上げは難しいだろう。
力のある大手はたぶんそれなりに値上げも賃上げもしてる気がする。
零細は荷主にそんな交渉しても無視されるだけ。
別の仕事を探したいけど、そんないい荷主から仕事をもらえることなんてないんだな。
同じ運送業のくくりでも、運ぶ荷物が変わるともう別世界だからね。
運送業者の集まり行くけど、他社の仕事の話聞いても「う~ん、よくわからん」って思うことばっかりだよ。
まあ、ジジイ運転手が滅亡してからが本当の運送業改革になるのではないでしょうか。
その時にはうちは運転手不足で廃業してるけどな。
物流二法 (物流関連三法)のせい
これを設定した当時の運輸相二階氏のせい
これにより輸送のトラックを調達するのを水屋と呼ばれるドライバーあがりの仲介ができるようになり
この値段じゃないと取り次げないよと値切りに値切りで無理な運輸計画を押し付けてドライバーの負担をあげて業界の値段を押し下げてる
ドライバーの適正な労働量と料金についてタクシーのようなメーター換算で平等に基準値を設定しようという運動もあった
三愛の八田会長が議員も巻き込んで熱心に活動していたが押しつぶされ会長自身心が折れた
これな
若い世代が気にかけてくれたら助かる
なので少し説明させてもらう
①水屋が料金を下げてる理由
一般にわかりにくいのが、荷物を輸送してほしいと考えた時輸送業者を選ぶ
大手何社かと、独自の配送、みたいなのが一般的だろう
しかし企業が業務を委託するのにはドライバー単位だったりチャーターだったりする
輸送側は飛行機と同じで輸送量が片道めいっぱい、できれば往復とれないと採算があわなかったり儲けが少ない
そこで輸送計画とか立てたりする 依頼を整理したり営業して委託業務を受けたりほかに回したりするわけだ
これをまとめて窓口業務してるのが大手輸送業者
輸送業自体は個人でやってたりするのもあるし大手も繁忙期には個人を使う
この取次業務を取ってるのが水屋だ 一般人が大手を使うのに宅配業者のセンターに持ち込んだり電話をするように企業は水屋に電話して荷物を依頼する
依頼の時点で値段交渉がある ドライバーによってはとれるものやとれないものとらないもの料金の差もある
ここで取り分をできるだけ多くかつ得意先がリピートするように安くをするのが水屋
いい水屋をもっているかどうかが輸送料金のコストダウンにつながる そのダウンが業界全体を押し下げているわけだが自分の財布が痛まなければそれが最優先なところが多いのだろう
これが輸送料金の伸びないところ
輸送料金が伸びないから給料が伸びない ドライバーを募集したり要請したりする余力がなくなる
ちなみに水屋というのは水商売だから
依頼をうけてそのままドライバーになげるだけの仕事
ドライバーが自身で営業、計画、経営、実務をこなせばいいだけじゃんと思うだろうが
君が起業して社長兼部長兼係長兼平社員やれば経営者デビューで無駄にピンハネされなくて済むし自営業で仕事すればいいでしょって話とおなじ そんなのは実際無理だ
必ずでてくるわけではない仕事を自分のコースと車両に一番ベスト積み荷をつくるのに、どれだけの人数と企業に交渉して調整しないといけなくなるのか想像に足らなければ大変だとだけわかってほしい
水屋ならそれができるのかと言えば、いったん受けたり聞いた依頼を各ドライバーに連続して聞きまわってとってもらえばいいだけだから作業の流れが単方向ですむ
ドライバー10人がそれぞれ調整すれば10x10の交渉になるのが、水屋に1件なげれば受け手が即きまれば1で済む 直列構造が並列構造より速い部分が活かされてはいる
かといって自営業してる人ってわりといるじゃん?トラックも自営業でしょ?という話もでてくるかとおもう
そりゃ業種でかわるだろうし規模でもかわる 言葉がおなじだからと話をそらすのは勘弁してほしい
くもはそらにうかんでいてもおかしくはない それは水だから くもは巣を張っていてもおかしくはない それは昆虫だから
どっちやねんといいたいのはこっちだ とりあえずトラックで自営業は1企業と張り合えるわけではない 大企業はその規模の業務を細分化して分担してるからあのお値段なんだ
②全員正社員で大手輸送業がトラックドライバーを雇用すればいいのではないか
輸送にも繁忙期や閑散期がある 常にMAXの人数を雇い入れておく余裕がない
その余裕のなさは競争経済のおかげで安くサービスが受けれる恩恵の影だ
必要なときには最大の人数が必要だが閑散期には最低限の人数で維持するのが精一杯
だからそれ以外の時期に個別に割安でも仕事をうけて食いつないでおく部分が必要で、それが水屋になっている
安く維持するためには水屋によってフリーのドライバーがドライバーで居続けていてもらう必要はあるが、閑散期と繁忙期の差の倍数分だけ基本料金を取るようにすれば全員雇用も可能だろう
料金を上げれば運輸業界が助かるのは確かだがその価格高騰により運輸を利用した経済活動が低下するのは避けたい
政策や企業努力としては知恵を絞るべきところだが、安易にドライバーが生き残る術を選択できるようにされた政策を維持しつづけている結果とも言えるだろう
③輸送料金を適正にしたところで個別に安い手段がでてくるのでは
それを緩めているのが物流2法
適正な運輸業者が適正に業務しなければいけないという基準がないため元ドライバーなどが知識やコネがあれば輸送業できてしまう
④なぜそんな法律を だれが得するの?
ドライバーつまり輸送手段を最大限に社会の中には滞留させておいて必要な時には使いたいが常に維持するには無駄にコストがかかる企業が小規模事業を生かし共生することで閑散期の利益確保と繁忙期の最大利益の見込みの両方を獲得できる
農業で言えば種をまくところから収穫までで1サイクルの収益見込みだが 少ない時にも損を出さず多い時は取りこぼしがないようにと2倍にしてる
その閑散期に雇用されないドライバーを取り次ぎ生かしつづけてくれるのが水屋だが水屋自身も生き残り収益を伸ばすためにドライバーの値段を下げたり品出しをさせたりする
企業もできるだけ安いところを相見積もりで一番安い業者を選択するものだから結局値段を下げざるを得ない 企業間で取引を証明するメリットもないからただ安いところにやりますよと言ってくれたら頼むのが「いちばんコスパがいい」になる
インボイスで野良業者に消費税が、みたいな「大手が業務量することにメリットを少しでも還元する」という方法ができれば少しずつでもよくなるのではないかと思う所もある
実際大手企業が利用しているドライバーでも地域や一日の請負量で無理や要望が通ってないことがありそれを個人ごとに調整しているところはある
朝はやくとか夜おそめにとかにトラックが路上で荷口をつなげて配達の要件にあわせて荷物を入れ替えていたりする場面をみたことがある人もいるのではないだろうか
あれは「ヨコ」と呼ばれていてそれぞれの都合にあわせて荷物は配送計画をされているはずだがそれでもあわない都合があるので積み替えたりしている
集配所で不在だから帰ってきた荷物の持ち合いなんかもあるように 送ったら届くという単純な話ではないんだ
⑤なんでだれも知らないの?
自動車整備から始まって販売、輸送、化成まで成した八田会長が一般社団法人運輸中小企業区域変革物流協会で料金を改正しようとしていた
月例活動やホームページでの情報発信、議員の支援などひろくあつく活動していたが 一般市民にとどくことはなかった
配達料金があがる以外の特徴となんらメリットを一般市民が感じることがなかったからだろう
結果、配達できず業界は伸び悩みどうしてドライバーが好きでやってるつらくて安い仕事なのに好きでやってて文句いうの?働けよ荷物だしてるんだから金はらってるんだから?不思議だなあということになってる
みんなの労働を購入して金銭にかえてる消費活動をしてるのはドライバーだって一緒だ 金がなきゃみんなの収入にもならないしそれを値下げする輸送量の低減にもつながらない ドライバーが増えないんだから
最大限の出力を確保できる安定性を大企業が手に入れたらその定価が輸送料金になるだろうしそこで計画性もうまれてくる しかし都度だししぶりと抜け穴でじゃぶじゃぶ仕事がぬけていったらどこにもお金がたまらない
せっかくなのでこの機会に一般人にすこしでも知られる機会が増えたらとおもって書いた
若い世代も、どうしようもない話だろうけれどもいずれなんらかの機会に考える材料にもっていてもらえたらと思う