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「うっせぇ、くそババァ!」とか「パパ臭いから洗濯機使わないで」など、反抗期真っ只中でご両親に攻撃的な...

「うっせぇ、くそババァ!」とか「パパ臭いから洗濯機使わないで」など、反抗期真っ只中でご両親に攻撃的な言動ばかりの若人は気をつけて。親御さんのなかには実の子でも愛想をつかす人はいる。親の愛情は実は無条件無制限じゃないわけで……と、宴席で知り合った女性に涙ながらに語られた(´・ω・`)

@ozero9

その女性は思春期にお父上を意味もなく軽蔑し、事あるごとに辛辣なセリフを叩きつけたそう。で、なぜかご母堂さまもそれに同調し、いたたまれなくなったお父上は離婚、そのまま音信不通に。離婚時は「せいせいした」と感じたそうだが、二年目あたりで猛烈な罪悪感を感じ始めたらしい。

@ozero9

「なにも悪いことしてないのに、どうして責めてしまったんだろう? なぜあんなヒドイことを言ってしまったんだろう?」と。でも時すでに遅し。高校も成人式にも父の姿はなく、それが無性に悲しく、どうしようもないやりきれなさを感じたそう。

@ozero9

社会人になってから母に内緒で興信所を雇い父上の足取りを追ったら、遠方の一都市で子連れの奥さんと再婚してたそうだ。〈とにかく謝りたい…また子供の頃のようにお話をしたい…〉と父上に調べてもらった連絡手段でコンタクトをとってみたら――

@ozero9

「ご連絡ありがとう。ですが貴方とお話すべきことはありません」と恐ろしくそっけない返事が来たそうだ。壮絶なショックに震えつつそれでも再度連絡をしたら「今は貴方よりも大事な家族――私を気遣ってくれる妻と息子がいます。貴方も幸せな人生を歩んでください」との返答が戻ってきたそう。

@ozero9

泣き上戸な部分があるのかもだけど、その女性はぼろぼろ涙をこぼしながら自身の過去を語ってた。後悔と罪悪感に打ちのめされて、しばらくカウンセラーにもかかってたみたい。今は落ち着いたけど、幸せな家族のCMとかを見かけると崩れ落ちそうになるらしい。

@ozero9

「自分の愚かさゆえに、人生の半分くらいをごっそり失ったことに、あとになって気付いたんですよね。でもその時にはすべてが遅すぎたんです」って、涙酒をしこたま飲りながら呻いてた。その様は痛々しすぎて正視するのがつらいくらいだった。この後悔は一生ついてまわるんだろうね……

@ozero9

だから、若さに振り回されて家族を攻撃する真似はやめといたほうがいい。家族を失うというのは、自分が傷つくよりも遥かにきついといずれ気付くと思う。でもその時にはもう遅い。やり直しは効かないものだしね。

@ozero9

母の日・父の日くらいはがっつり親孝行してあげるのもいいかもね……(´;ω;`)

@ozero9

そういや、その女性いわく「なにより、実の娘である自分よりも、血の繋がらない〈連れ子〉を父が選んだことに、気を失いそうになるくらいのショックを受けた」とのことで、「あらためて自身のしでかした間違いの大きさを実感した」そう。

@ozero9

これは子供→親だけではなく、親→子供にも適用される話であるな。