警察が銃撃戦の訓練をしたらどうなるか? 人間は楽に流れるので「最終的に撃って勝って辻褄を合わせる」という方向性に組織が向いてしまい、捜査や抑止あるいは地域住民との協力関係構築がいいかげんになる、これは欧米のあらゆる国でそう
米国の警察官はひとたび銃撃戦が始まれば負け無しである。犯人を射殺して終わる事も多い。ところが、そこに至るまでは粗暴であり、地域住民との関係性も悪い
その結果どうなったかと言うと、毎年数十人の警察官が殉職、そのうち半分は「交戦外」という有様になっている
これはどういう事かと言うと、警官の態度がクソ過ぎて地域住民と仲が悪いため、マフィアに情報を売られ、なんでもない聞き込みをしてる最中や、建物から外に出た直後なんかにいきなり襲われて殺されているのである
日本の警察が強いのは安易に銃を撃てないからで、撃てないから他のもっと重要な技術が発展し、地域住民との信頼関係が出来ているので、不意打ちでブッ殺される事も無いし、情報の入手も容易で捜査も早く、犯罪が巨大化する前に未然に防ぐ事ができている