「弱いオスは淘汰されるのが自然の摂理!」みたくイキってるひと、そもそも弱いオスよりメスはさらに弱いんだから、ホッブス的な自然状態になったらメスがレイプされまくる社会になるだけじゃね?とは思う。
「自然状態になったら男が強いに決まってるけど、そんな『自然』は否定すべきだ」みたいなこと考えたのが第二波フェミニズムの重要人物ファイヤストーンとかで、ここから性的自己決定権などの概念も生まれてるわけですが、最近のフェミは自然状態で弱者男性を断種!とかキャホッてるので笑うしかない
「守ってもらえる方の性」としての気質を何世代もかけて強化した後、強者として振る舞える環境を手に入れると「弱いくせにイキり散らすが、ちょっと反撃されると全力で被害者しぐさをする最悪の存在」が生成された。
創作物でありがちな「本当に最悪な貴族キャラ」、例えば漫画ワンピースの「天竜人」のような存在が現実にポップしてしまった。
「守られる存在」でいたいなら慎み深くあれ、「他人に害を為す自由が欲しいなら反撃を受けるリスクを引き受けよ」という規範は男社会特有のものではなく、もっと普遍的な価値があると思うのだが。