/note/social

これ政治への向き合い方が昭和と平成後期あたりで変わってて、それまでは「政治家は裏で色々やってる...

これ政治への向き合い方が昭和と平成後期あたりで変わってて、それまでは「政治家は裏で色々やってる悪いもので、政府も色々と企んでいる」みたいなノリが成立したのが、2000年代からは政治家を「無能」や「小悪党」として描くことはできても「大きい権力」を描けなくなったんじゃないかなと。

我が国にも、学生運動をモチーフにした「平成狸合戦ぽんぽこ」、自衛隊のPKO派遣を背景にした「劇場版パトレイバー2」、経済情勢を題材にした「ハゲタカ」、公安警察の闇を描いた「外事警察」みたいに面白い社会派作品はあるから、受け入れる土壌がないというより作り手の問題では……。

@LtQ1qWyBwa5Tivw

@iiduna_yutaka

あと、昭和の作品って、基本的に日本だけで舞台が完結しているイメージはありますね。空港から飛行機に乗って留学した時点で退場、みたいな。

そうすると一番「大きな権力」は当然日本政府ってことになるわけなんですけど、平成以降の我々にとってはその外側にも世界(舞台)は続いてますからね。

@TheBibliomania

今だと「日本はアメリカのいいなりで苦労してる」のがリアルというか・・・

@iiduna_yutaka

逆にこの数年は、「実は昭和の政治家って案外すごかったんじゃね?」って方向性の評価が増えて、田中角栄が話題になったりしてんのもそのあたりが原因のように思う。

@iiduna_yutaka

現代から見ると昭和世代の作り手側の権力に対する解像度の低さは実際驚くことがある。

美味しんぼ的な価値観というか、あまりにもナイーブというか。