/note/social

黎明期からネットブログ30年やってたら俺もあるいは

みたいに思うことがある。

でもそれをやってたら俺はブログの方に人格を取り殺されていたと思う。

無名の一個人であるという当たり判定0暗い判定0の無敵無価値の傍観者であり続けたことが、自分という人格を自分の意志でコントロールし続けられた理由だろう。

もしも常に他人の目に晒され続ければ、他人からの期待が自分を形作り続け自分の意志を失っていたはずだ。

特にオタクはよくそういう呪いにかかる。

深夜アニメの話を出来る友人で有り続けるためにすべての深夜アニメを無理して見続け、結果的に半分ぐらいでアンチになる。

他人からの評価を求めて行き続ければそういった歪みが増えてくる。

俺のような人間がブログを30年もやれば、俺は「ネットの〇〇さん」を振る舞うことばかりに労力を割いていたろうし、それは売れない芸人の無理してる様子みたいに最低だったろう。

無名であることが俺を狂気から守っている。

承認欲求は人間を壊してしまう