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中年独身男性がワイワイやってるコミュニティに一瞬足を踏み入れたけど凄かった

学生時代の友達が所属してる草野球チーム。

チーム最年少で下っ端というその友達がどうしても試合に行けず、なおかつそのせいで人数不足になってしまうので助けて欲しい、

というので助っ人参加を引き受けたのがきっかけ。

当日、初めて顔を合わせて試合終了するまでは特に何も感じなかったけどそこからなかなか凄かった。

なんというか自分と一回り以上年齢が上なのに距離感がバグってる。

「ぜひ次からもどんどん参加して欲しい」と言うので、都合付きにくいので難しいと断るとそこからずーっと問答が続いた。

「結婚してないのになんで都合付かないんですか?」

「今日こうして来れたじゃないですか笑」

「じゃあこれからも試合ある日は無理して時間作ってください笑」

「とりあえずグループLINE追加するんで登録してください」

「増田さんだけ球場代タダにしたんだからそれくらいしてください」

「LINE入って欲しいので球場代の支払いは認めません!笑」

狂ってると思ったので逃げるように退散して件の友達にクレーム入れると

「みんな暇でワガママなんだよ笑」

洒落で済むレベルの出来事という感じに適当に流された。

後日、知らない番号から着信があったので取るとその草野球チームの問答した人とは別の人だった。

「スケジュールの都合つかないって言うけど、俺なんか一人で親の介護しながらちゃんと参加してるよ?

大人なんだから上手く時間の調整して来ようぜ」

と呆れながら説教されて脳ミソがあまりに自分と違いすぎると思い背筋が凍った。

今まで身の回りにいた中年独身男性の人は彼らとは対極にいる人ばかりだった。

めちゃくちゃ控え目で、他人にお願いごとするなんて全然なく、それこそ自分のワガママのためにお前ああしろこうしろと言って相手を巻き込もうとするなんてまず有り得ない感じの人ばかりだった。

なので、

「有害に元気でエネルギッシュで、コミュニケーションや人との繋がりにめちゃくちゃ積極的」

というタイプの中年独身男性に今回初めて遭遇して自分はかなり衝撃を受けた。

半分皮肉で半分本心で書くけど、マジでそんな彼らははっきり言ってめちゃくちゃ楽しそうに生きてるなと思った。

まあ、「お前、俺の欲望のために動け。リターンは与えないけど動け」をやってるから楽しいんだろうな。

ちなみにこの一連の出来事のあと、友達とコンタクトを取る頻度も激減した。

【追記】

年齢のボリュームゾーンが40歳前後のチームでした。

高齢→中年に改めました

やっぱ野球ってクソだわ(定型文)