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性(加害)だけ特別あつかいしすぎじゃないですか?

性被害に遭ったことがある。

小学生のときに通っていた塾講師がよく服の中に手を入れてきた。

「お母さんお父さんには言わないでね」と言われていたのでそういうことなんだろう。

露出狂に遭ったこともある。

レイプされたこともある。

よく魂の殺人とか、一生消えない傷とか言う。確かに忘れられないけど、それ以上に辛いことは生きてれば山ほどあった。

大学落ちたときとか、就職活動とか。ペット死んだ時とか。旅行で詐欺タクシーに乗っちゃったときとか。

友達にきついこと言われて寝込んだときのほうがダメージはでかかった。

親知らずが腫れて高熱出たとか急性胃腸炎になったのをもう一回やるのともう一回レイプされるのだったら確実に後者を選ぶ。

誤解してほしくないのは、性加害を軽いものだと言いたいわけではない。

もちろん絶対にだめなことだ。

怪我や病気とつらさを比べるものでもない。

でも、なんでこの社会では性についてはこれだけ特別あつかいされているんだろうという疑問が常にある。

つらいことやひどいことは無限にあるのに。

露出狂見ちゃうより仕事で理不尽なこと言われるほうが精神的にきついですよ。どう考えても素直にそう。

SNSでちょっとした悪口言われるほうが体触られるよりふつうにきつい。だったらこっちも痴漢ぐらい厳しく取り締まってほしい。

もしかして世間では悪口いわれるより体触られたほうがショックなひとが多いのだろうか。

私が鈍感でおかしいのだろうか。