現代人、宗教をバカにしながら「どんな人間にも価値がある!」みたいな(本質的に宗教的な)メッセージを鵜呑みにしており、素直に信仰を持ってた時代の人間よりだいぶ知的に劣化してるように思う。
創造神・人格神とか神の恵みとか死後の世界みたいなファンタジー要素は信じれないけど、「自分にも何かしら意味はあるはず」という幻想は捨てきれなかった。
「自分にも何か価値があるはず」という幻想に資本主義社会・消費社会では、より稼ぎ・より消費する者こそ価値のある人間という共同幻想を提供していたが、その幻想もどうやら賞味期限切れのようだ。
昨今では「正義」とか「名誉」みたいなものが再び流行してきたように思える。