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なぜ、暇空茜を支持するのか?

結論から言うと、戦略的に勝利できると思ったから。

■ 現在の状況

■■ 男性向けの表現・コンテンツに対する立場

まず、仁藤夢乃は女性性を利用する男性向けコンテンツに対する憎悪や敵愾心がある。これは、彼女の生い立ちや、現在の社会的な位置、支持者や周辺の人物の意向などさまざまな要因があると思われる。

実在の女性をモデルに用いた性的コンテンツはもとより、イラストやアニメなど架空の女性を性的に扱うような表現について、明らかに敵対的に振舞っており、そのようなコンテンツの製造、流通、消費全ての段階において公的ないし私的な規制がされることを歓迎し、あるいは規制を行うように働きかけると予想できる。

重要な点は、仁藤夢乃はこれらの表現、コンテンツが一掃され、その作者、著作権者、消費者、流通や広告などの関係者が損失を被ることについて、一切考慮する必要が無いということである。少なくとも、そのような配慮、妥協そういった姿勢を見せたことは無く、現実的に温泉むすめのスポーツ文化ツーリズムアワードの受賞辞退という事態を招き、そのことに対し一切の後悔も配慮もしていない。

したがって、仁藤夢乃が、将来にわたって、その社会的影響力に応じて、そのような男性向けコンテンツに対して一切の限度なく攻撃し、最終的にはこれの完全な社会的排除を目指し続けることは間違いない。

したがって、そのような男性向けコンテンツに対して愛着のある者は、必然的に仁藤夢乃とは同じ社会で共存することが不可能な、実存的な異質者として対峙することになる。

■■ 公的助成に対する状況

仁藤夢乃は、都から委託事業を受けており、その中で都からの指導に対して不満があるという姿勢を何度も示している。

これは逆に言ってしまえば、都からの指導に対して適切に対応できていない可能性が高いということを示唆している。

これは、明らかな弱点である。

■■ 役所の状況

筆者は元地方公務員である。

行政の無謬性という法的な擬制がある。これは、行政行為(いわゆる行政処分、つまり許認可や行政罰、補助金の交付決定など)は裁判で覆されない限り、法的に正しいと見なすという仕組みである。

この、行政の無謬性を担保するために、役所は間違ないように慎重に仕事をし、自分たちが悪くないと証明するために膨大な文書という証拠を積み上げている。そして、万が一間違ってしまったときは大問題になり、間違いを起こした事業は改廃を余儀なくされたりする。

しかし、現実的に間違いは存在する。ただ、多くの間違いは些細なもので、そんなものを細かく指摘することは、手間や金がかかる割に意味が無く、自分の利害にも悪影響を及ぼすから、誰にも気づかれず無かったことになる。

稀にオンブズマンが重箱の隅つつきをするが、これは、政党や労働組合、市民団体といった人的・金銭的なバックアップがあるから、政治的目的のために手間がかかることができるだけである。

そして、役所はこのような事態が起きることを徹底的に避けようとする。

■ 戦略的方針

現在の状況をまとめると以下の通りである。

  • 仁藤夢乃は男性向けコンテンツを妥協無く批判する
  • 仁藤夢乃の社会的地位が上がると批判の影響力は増大する
  • 仁藤夢乃と男性向けコンテンツ愛好家は実存的な敵である
  • 仁藤夢乃は対行政において攻撃的であり指示に従っていない可能性が高い
  • 行政の指示に従わない場合、行政上の瑕疵になる可能性がある
  • 行政は一切の瑕疵があってはならない
  • 行政上の瑕疵の恐れがある場合、これを徹底的に回避しようとする
  • 行政上の瑕疵を見つけることは不可能ではないが、金と時間が必要である

実は、私も開示請求で精査しようと思ったが(元地方公務員なので文書は読める)、金と時間の問題で諦めた。

しかし、金と暇があり、最高裁まで戦った実績のある男が現れたのである。

■ 結果

実質的に監査委員会が認容した段階で、戦略的には勝利している。

役人の立場から言えば、舛添以来の認容であり、それが出た時点で本事業や受託者はアンタッチャブルな存在になった。

「桜を見る会」は今後開かれることは無いし、「温泉むすめ」が今後何かの公的な賞を取ることも無いだろう。それと同じである。

■ 他

  • 暇空茜の性格のアレさはわかる
  • 若年女性支援はNot my businessだからどうでもいい