一般論を語ります。
命を筆頭とした取り返しのつかないものを人質にする行為は、万が一があったら問題なため、強制的に注目を集めることができます。
万が一があったら取り返しがつかないからこそ、明らかな嘘・冗談でも人々は真面目に対応します。
誰が見ても冗談と分かる爆破予告が、真面目に対応され、逮捕されているのはそのためです。
さて爆破予告は犯罪行為なので逮捕されるわけですが、爆破予告と同じ「取り返しのつかないものを人質にする行為」でありながら、逮捕されないものがあります。それが自殺宣言です。
そのため、注目を集めるために嘘の自殺宣言をする人が世の中にはいます。
当然ですがこれは、人間性を疑われる、非常に育ちが悪い行為です。
また嘘の自殺宣言は、前述の通り人間性を疑われるだけでなく、心配してくれる友人に対する裏切り行為でもあります。
決して、やってはいけない行為です。
それでもやってしまった人がいた場合。
SNSで注目を集めるためにやってしまった場合。
本当に自殺をしてしまった場合、自分の命が失われるのでその後SNSで遊べません。
しかしその後一度でもSNSで遊ぶと「自殺は嘘だった」がバレるので、やっぱりSNSで遊べません。
すなわちSNSでの嘘の自殺宣言とは、ただ自分の品位を貶め、友人を裏切り、周囲の人々にバカにされるだけの行為です。
それでもやってしまった人がいる場合。
「嘘だったことはバレたくない」
「しかし死にたくない」
「でもSNSを利用したい」
これらを満たす必要があります。
そこで出てくるのが、数日間無言を貫いてからの「生き残ってしまいました。今、病院にいます」という発言です。
自殺は試みたが失敗して助かってしまったということにするわけですね。これによってなんとか、嘘ではなかった設定にすることができます。
ですがあまりにもバカすぎて、黙っておくことすらできず、嘘の自殺宣言であることが先にバレてしまった場合。
もうどうしようもないですね。ただひたすらに、育ちが悪い。信用がない。