いわゆる保守とか右翼と呼ばれる人が同胞たる日本人に対してもやたら攻撃的であったりしばきあげ思考だったりするのは不思議に思っている。国粋主義者であればあるほど「同胞たる日本人が苦しんでいるのは見過ごせん!」と日本人に対する福祉には熱心になってもおかしくないと思うんだが。何故なんだろう。
右翼であれ左翼であれ、その根底にはあるのは「俺・私が考えた超かっこいい理想の世界」であり、その理想の世界に必要ない余分なもの(対立者、弱者、その他諸々)に冷淡になるのは当然のことであり、それ自体は自明であると言える。
流石に人間に期待し過ぎである。
現実と擦れることで「俺が考えた超かっこいい理想の世界」の範囲を徐々に拡張していければいずれは政治家になれるかもしれないが、大抵はそんな面倒な事はせず「理想だけ訴える活動家」でその生涯を終える。