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美容師同士のドロドロをサッパリ解消…4年間で100店舗の美容室を作った経営者が設計した仰天ルール ...

一般的な美容室では休みが少ない上に、お客様のかき入れ時である土日に休みを取れないため、旅行はおろか、友人などの結婚式に参加することもままなりません。

にもかかわらず、月20万円以下の給料ということもザラで、さらに社会保険にすら入れてもらえないケースも数多く存在します。

そうした環境下で、肉体的にも精神的にも疲弊し切って集まってきます。

そうした美容師たちに、例えば「カリスマ美容師への道」というカリキュラムを用意したところで、はたして心に響くでしょうか?

答えは「NO」です。

なぜなら、彼ら、彼女らが求めているのは「カリスマ美容師への道」というカリキュラムではないからです。

もし、それでも「カリスマ美容師への道」を強要すれば、またすぐに別のお店に転職してしまうことでしょう。

まず①ですが、美容師の「休みを取れない」という悩みを解消させるため、ディアーズでは「週休3日制」を採用しています。

なぜ週休3日に落ち着いたのかというと、例えば主婦の場合、週休2日だと子供に全ての時間を取られてしまうからです。

一方、週休3日であれば、土日に子供に時間を割いても、残り1日は自分の時間を持つことができます。

そうすることで、肉体的にも精神的にも余裕が生まれます。

そもそも人間関係のストレスというのは、どこから生まれるのでしょうか?

それは一言で言うと、仲良くなることから生まれます。

仲良くなるから、ケンカが生まれます。

距離が近くなるからこそ、そこに摩擦が生まれるのです。

普通のサロンでは、朝礼やミーティングなどを行い、従業員の結束を固めるのが一般的です。

一方、ディアーズの現場では、朝礼やミーティングは一切行いません。

なぜなら、従業員がそれぞれ自分の仕事に徹してさえくれれば、あえて結束をする必要はないからです。

もちろん、仲良くなること自体を否定はしませんが、ケンカさえしなければ、従業員同士が仲良くなる必要はないと僕は考えています。

結局のところ、個人主義で自営業に近い雇用スタイルというのが令和には適しているという話なのだろうな。