人工子宮のような技術が普及し、人工授精のほうが自然受精より安全度が高くなったら、たちまち従来の妊娠、従来の性行為は恐ろしいもの・危険なもの・不潔なものとして忌み嫌われるでしょう。リスク回避の文化と技術革新の行き着く先は、身体を用いた性行為や妊娠が異端視される社会では?
「鉄道のホームドアや自動運転が普及した後はそれ以前が恐ろしい」と同じことが、「産科病院が普及した後はそれ以前の分娩が恐ろしい」にも起こっている。だから、いつかその延長線上に「自分の身体を使って妊娠する」や「身体を用いて性行為する」が含まれる日が来るだろうと私は想像しています。
https://twitter.com/stdaux/status/1748907178021486617
@twit_shirokuma
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MEMO:
- それは確実にそうなるし、むしろそうなる為の人工子宮である
- 自然繁殖が危険で野蛮で不潔なものであるという事になれば、自然繁殖は忌避されるだろうし、そうなるべきである
- そうなった時、初めて真の男女平等が成立することになり、女性にも男性同様の社会的責任を負担してもらうようになるだろう
- 出産という性的役割から解放されるのだからそれは当然のことである
- 確かに、自分の身体を使って繁殖活動をしない事で人類の種としての生命力が削がれてしまうのでは?(e.g.自然分娩の能力・医学の低下)という懸念は一理ある
- とはいえ、そこはテクノロジーでなんとかしようというのが文明的な人類の持つべき思想なのではないかなと
(2024/01/22)