大学は職業訓練校ではない
大学は学業を行うところである
それはわかる
ただ現代の子供は全員が「社会に出る準備のため」と称して学校へ入れられる
そこで「学業」という生き方を学校から刷り込まれていくわけだ
これは例えるなら、野球部に入ったら「野球」という生き方を刷り込まれていくのと同じだ
全子供は「学業」を刷り込まれている
その結果、目標となるのは大学という学業のゴールである
その後に社会人となって会社に務めるのは宗旨替えみたいなもんで、学業の人達は基本フォローしてくれないし、そもそも詳しくない
大多数が必要なのは社会人になって働くことなのに、ルートは学業となっている
正直この仕組みはぶっ壊れている
昔はよかったんだ
「ごく一部の人が大学に入る」は、例えるなら「ごく一部の人がプロ野球チームに入る」みたいなものだった
それが大勢が入ることになるばかりか、会社も大学を通過している前提で採用してるからわけがわからなくなった
でも現状社会がそうなってることに吠えてもしょうがないので
学生は大学を職業訓練校としてみなすべきだ
そして可能なら高校生のうちに何の職業に就くかか、その業界研究は済ませておくべきだ
進路を決めるのは2年生だろうから、少なくとも高校1,2年で決めておかなきゃならない
まあでもそれも本人だけでは基本無理だ
親や周りの大人がかなり協力しなきゃならない
間違っても学問一派のことを鵜呑みにせず、話半分に聞いておく必要がある
ーーーー
伝わってないな
全員がって言ったのは義務教育のことだよ
本当は義務教育から職業に対して階段が敷かれているべきで、その脇道に学業があるべきなのに
今は学業への階段だけあって、社会に出る学生はどこかでその階段を飛び降りるルートを通っている
私が問題にしているのは大学というよりむしろ高校の方だ
学業へのルートばかり示すわけだからね(私立なら特にそう)
だから大学選択を自分の興味でするのではなく
何の職業に就くかをある程度絞ってから、逆算で選ぶ方が多くの子にとって正しい選択だと言いたい
いまの大学3年くらいになってから就職先を考えるのでは遅いんだよ
あと「職業訓練校扱いするべき」であって「職業訓練校になれ」とは言っていない
あくまで現代における学生側の対処の話