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システムを理解する人しない人

そこでの教訓は「概念のわからない人に概念を説明して自力でできるようにしてもらうより、概念がわかってる人がお膳立てして辻褄を合わせるほうが誰も傷つかない」だった。それまでは「人類みな話せば分かり合える」と思っていたので、これは衝撃的だった。

だから、多分未来というのは老人にとって絶望ではなく絶望を感じる前に「わかる人が代わりにやる」だけだと思う。そして「こいつはわからないんだな」と思われていくだけで、わからない人は何がわからないかわからない。絶望してる人はまだ理解しようとするだけ救いがあるのだ。