【暇空氏ー町山氏 会談 超絶ザックリ評価】
なおあまり討論とならない雑談は省略するよ。あと実際に綺麗にテーマ毎に区切って話し合っていない。結構テーマが戻ったりしてるので時系列で表すのは難しい。
１ あきまんさん関係
事の発端は、町山氏があきまん氏が暇空氏と仲がいい様子を見て尊敬していたのに残念だという発言が元。しかしながら町山氏はあきまん氏を漫画家と発言していたり具体的な作品を答えれず尊敬とは？本当に知っていたのか？という疑惑が中心。真実はともかく町山氏があきまんさん氏の理解度が低く、「とってつけた発言だったのではないか」という疑惑が濃くなったところで終了
２ 人助けの定義
暇空氏は例としてあきまん氏が病気の時に差し入れを持って行った件と学習院ＯＢへの支援を挙げ、これに対し町山氏はあきまん氏のは人助けだが、学習院ＯＢは、そもそも堀口氏を共通の敵として認識している抗争の中の支援なので人助けではないという見解をしめした。これだけならば理解を示す人もいそうだが、続けてウクライナの支援について日本は支援だが、ヨーロッパは潜在的な敵であるから抗争であると発言し、自身の論理が矛盾してしまったのは致命的である。なお暇空氏は最終的に人助けの定義は助けられた人が助かったと思えば人助けという見解を示した。この見解は、社会のために働いている人たち（公務員やインフラ等の人の生活に係る業種は特に）に受け入れやすい見解であると思料。
３ 車椅子問題
暇空さんの「肉体的な」という部分はおそらく町山氏に認識がなかったので車椅子の人たちは人助けをしていないの部分だけ見て否定的になったのは仕方ないと思料。ここについてはイーブン。ただそもそも町山氏は本件が大事になった経緯について把握しておらずその場その場の回答をしてしまったので、知らないんだったら話すなよ、というやや冷笑めいた視線を受ける。
４ 違法と不法、不法滞在
町山氏の不法滞在を犯罪ではないとした上で、困っているならば都の公金流用は問題ないという認識には会場一同はドン引きである。（普通戦うべきはそのような証拠はないとかそっちだと思うのだけど）なお自民党の裏金はダメだが、野党の裏金は権力を使った金集めではないと、おそらく野党支持者でも同意できない理論を述べた上、そもそも暇空氏という個人からすれば都も十分強大な権力であることの矛盾を突かれる。
５ スパイ問題
警察ですら調べれないシェルターに、不法の外国人がいるようではスパイの温床になると危惧する暇空氏に対し、町山氏はスパイがお金がなくて食べ物をもらうようなことは普通はないという返答をした。ちなみにスパイはみんなが予想する直接的な工作員だけでなく、その工作員の密入国・脱出・隠蔽を支援する工作員もいるため暇空氏の危惧は正しい。
６ 保護少女を辺野古基地への座り込み参加
暇空氏は中立性の問題点を挙げているが、町山氏は問題がないという認識である。なおそもそも未成年を親の同意なく連れまわしてる時点で未成年略取誘拐罪または都条例違反である。シェルターに匿うことがいわゆる緊急避難的な意味で違法性を阻却できるのであるのだが、そこは話題として振られなかった。ただいずれにせよ問題ないという町山氏の発言は会場一致で否定的反応があった。
７ 東京都の裁判について
あまり詳しくはないのは仕方ないとして見ても町山氏の見解は１万円程度の被害で大した社会性があるものではないとした。まぁ誰にとって何が重大かは人それぞれなのでこの件は置いとくが、暇空氏が多数の開示をしたから等、東京都の擁護をしようとしているが擁護になっていない。ぶっちゃけ司法判断まで出てしまうとよほどの知識人以外は会話にならないと思うのでなぜ「あーそうなんですか」でスルーしなかったのか・・・
８ 寄付者への配慮
寄付金で寿司やら飯を食べているという発言に対し、暇空氏は会計は別であることを説明。町山氏は理解のみしめしたが、本来名誉棄損に該当する失礼な発言において詫びる様子が一切なかったので極めてモラルについて疑惑を浴びることになった。暇空氏もここ一番の語気を強めたが、町山氏は何が失礼であったかは理解できないという状態であった。
ということで暇空氏の些細な上げ足取りをしないならば、概ね町山氏の言い分は大半の同意が得られず論戦という意味では大敗を喫したと評価する。