新年度を迎えて各々が新しいスタートを切った4月。かつて「少年革命家」「不登校ユーチューバー」を名乗った“ゆたぼん”こと中村逞珂(ゆたか)氏は、自身が思い描いた道を歩めていないようだ。
4月4日の動画では、【中学1年生、2年生と学校に行ってなかった分の内申点】と試験の点数ではなく、不登校だった時の“内申点”であったことを自己分析。それも承知の上での挑戦だったことを明かすと、4月からは高卒認定試験の合格を目指すことを報告したのだった。
これまで自らの意思で“不登校”を選んでいたが、いざ「学校に行きたい」気持ちになったら登校できなくなってしまったゆたぼん。「不登校を無責任に肯定し続けた、周囲の大人の責任でもあります」とは、彼の活動を注視してきたITライターの弁。
ところが今回、大きな“挫折”を味わった15歳に声をかける友だちはいない。中でも不登校活動を手放しで称賛し、「僕が会社の社長だったら即戦力として採用」と評してきた1番の“理解者”ともいうべき脳科学者・茂木健一郎氏もスルーを決め込んでいる。
「ここ数か月の茂木さんといえば、岸田文雄内閣やダウンタウン・松本人志さんの性加害問題に熱心で、SNSやYouTubeで持論を展開し続けるもイマイチ話題にならず。“職業差別”発言で辞表提出した静岡県の川勝平太知事に矛先を変えています。
ゆたぼんの“ゆ”の字すらでてこないところを見ると、義務教育を終了して“不登校”ではなくなった、何者でもなくなった彼に興味はないということでしょうか……」(ITライター、以下同)
「ホリエモンこと堀江貴文さんとのYouTube対談(2022年11月)で、ゆたぼんの活動を賛同してくれると思っていたら、“若いってだけでやっていることに価値はない”とバッサリ切られて言葉を失った茂木さん。そこからトーンダウンしてしまった感はありますが……」