無敵論理とは。敵対言説に「差別者」のレッテルを貼る→そのレッテルを根拠に「差別者は歴史修正主義者と同じだから議論の必要はない」などとノーディベート、ノープラットフォームを宣言する→どんな批判が来ようが「差別者」と呼べば議論をキャンセルできる→無敵!これが文芸誌などに載っていると。
そして、批判や異論を一切合切「差別者」の箱に放り込み、「トランス差別者は歴史修正主義者と同じだから議論など必要ない!」と無敵論理で突っ張っているのはTRAの皆さんですので、「慎重に考えるべき」という言葉はTRA側にこそ向けるべきでしょう。もはや期待なんかしませんけど。
この無敵論理は、TRAのボスであるところの清水晶子先生が推奨されていることですので、ぜひよく吟味してください。
無敵論理が強力なのは、相手(主に女性)を「差別者」と呼ぶだけで好きなようにボコボコにできることにあります。トランスアライを騙り跋扈するチンピラを観察すればそのことがよく看取できるでしょう。こないだジュンク堂に『美とミソジニー』を置くな!と詰め寄ったアライなどはその最果てです。